8日、今年の日本アカデミー賞授賞式が都内で行われ、最優秀新人賞は、染谷将太、二階堂ふみ、チャンミン、東出昌大、橋本愛、松坂桃李、武井咲が受賞した。
大島優子に日本アカデミー賞話題賞!前田敦子も大喜びで祝福
「今日、恋をはじめます」で受賞した松坂と武井は、3回目の共演。
最優秀撮影賞に選ばれた「北のカナリアたち」の木村大作カメラマンは、「今年から賞金はキャッシュで貰えないそうですが、振込だとだいぶ気分が違いますから。岡田会長、よろしくお願いしますよ!」と、いつもどおりのハイテンションぶりで会場を沸かす。
最優秀助演女優賞は、「あなたへ」の余貴美子が受賞。「あまりにも意外なことなのでうまく言葉に出来ませんが、有り難く嬉しく思います。人生は上手くいかないことが多いですが、これからもご褒美がいただけるよう、頑張ります」と、喜びを語った。
助演男優賞を受賞したのは、「あなたへ」の大滝秀治。代理の山本哲也は、「大滝さんはほめられることが大好きでした。これでまた1年やれるかもしれないという励みにして、一生懸命勉強していました。今日は、遺影の前で乾杯します」と、感動の表情。
話題賞で受賞したのは、俳優部門の大島優子と作品部門の「桐島、部活やめるってよ」。
最優秀主演男優賞を受賞したのは、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛。「まさかと思いました」と驚きの表情で、「この作品は、東日本大震災の翌日にイタリアに行き、一生懸命にやりました。大きな体なのに、今、鳥肌が立っています。もし、この場所に戻ってくる機会があれば、今度は日本人役で(笑)」と、早くも再受賞を誓う。
最優秀主演女優賞は、「わが母の記」の樹木希林。「これをいただくと来年の司会がついてくるんですが、私は全身癌なので来年お仕事の約束ができないんです。日本アカデミー賞で、若い監督や俳優さんが出てくるのを見たら、日本映画って良いなと思います。
最優秀監督賞は、「桐島、部活やめるってよ」の若き名匠・吉田大八監督が堂々の受賞。「若い頃から青春は大嫌いでしたが、若い俳優たちの才能、野心、パワーに押されてここに立っているのは不思議です。ありがとうございました!」と、感無量の表情で挨拶を行った。
最優秀作品賞に選ばれたのは、またもや「桐島、部活やめるってよ」。登壇した吉田監督は、「まさかと思っていたので、本当に驚いています。プロデューサーは興行的に苦労したと思いますし、テレビ局の映画はもっとプレッシャーをかけられると思っていましたが、今までで一番自由にやらせて頂きました。俳優たちとスタッフに感謝します」と、挨拶。橋本愛は「監督が喜んでいる顔を見られたのが一番嬉しいです」、東出昌大は「ここに皆で並ぶことが出来なかったのが残念ですが、後で食事会を開こうと思います」と、それぞれ感動を語った。
<受賞者一覧>
■ 新人俳優賞 染谷将太、二階堂ふみ、チャンミン、東出昌大、橋本愛、松坂桃李、武井咲
■ 最優秀美術賞 磯田典宏、近藤成之(「のぼうの城」)
■ 最優秀撮影賞 木村大作(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀照明賞 杉本崇(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀録音賞 橋本文雄(「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」)
■ 最優秀編集賞 日下部元孝(「桐島、部活やめるってよ」)
■ 最優秀助演女優賞 余貴美子(「あなたへ」)
■ 最優秀助演男優賞 大滝秀治(「あなたへ」)
■ 協会栄誉賞 山田洋次
■ 協会特別賞 岡安和子(ネガフィルム編集)、中葉由美子(ネガフィルム編集)、佐藤洋子(ネガフィルム編集)、菅原俊夫(殺陣師)、馬場正男(美術管理)、宮本まさ江(衣装)
■ 会長功労賞 「踊る大捜査線」シリーズ
■ 岡田茂賞 セントラル・アーツ
■ 会長特別賞 新藤兼人、橋本文雄、森光子、山田五十鈴、若松孝二
■ 話題賞 俳優:大島優子(「闇金ウシジマくん」)、作品:「桐島、部活やめるってよ」
■ 最優秀外国作品賞 「最強のふたり」
■ 最優秀アニメーション作品賞 「おおかみこどもの雨と雪」
■ 最優秀音楽賞 川井郁子(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀脚本賞 内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」)
■ 最優秀主演男優賞 阿部寛(「テルマエ・ロマエ」)
■ 最優秀主演女優賞 樹木希林(「わが母の記」)
■ 最優秀監督賞 吉田大八(「桐島、部活やめるってよ」)
■ 最優秀作品賞 「桐島、部活やめるってよ」
大島優子に日本アカデミー賞話題賞!前田敦子も大喜びで祝福
「今日、恋をはじめます」で受賞した松坂と武井は、3回目の共演。
武井が「相手役が松坂さんと聞いてまたかと思いましたが(笑)、信頼しているので擬似恋愛の気持ちでした」と語れば、松坂も「照れますが、信頼感を持っていました」と嬉しそう。また、「黄金を抱いて翔べ」で受賞したチャンミンは、「一番大変だったのは井筒監督の関西弁で、全くわかりませんでした」と振り返り、会場は笑いに包まれた。
最優秀撮影賞に選ばれた「北のカナリアたち」の木村大作カメラマンは、「今年から賞金はキャッシュで貰えないそうですが、振込だとだいぶ気分が違いますから。岡田会長、よろしくお願いしますよ!」と、いつもどおりのハイテンションぶりで会場を沸かす。
最優秀助演女優賞は、「あなたへ」の余貴美子が受賞。「あまりにも意外なことなのでうまく言葉に出来ませんが、有り難く嬉しく思います。人生は上手くいかないことが多いですが、これからもご褒美がいただけるよう、頑張ります」と、喜びを語った。
助演男優賞を受賞したのは、「あなたへ」の大滝秀治。代理の山本哲也は、「大滝さんはほめられることが大好きでした。これでまた1年やれるかもしれないという励みにして、一生懸命勉強していました。今日は、遺影の前で乾杯します」と、感動の表情。
話題賞で受賞したのは、俳優部門の大島優子と作品部門の「桐島、部活やめるってよ」。
昨年、「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」で同賞を受賞した前田敦子がプレゼンターとして登壇し、「一緒に立つことができ、すごく嬉しいです。夢みたいです」と語れば、「闇金ウシジマくん」での演技が高く評価され、海外の映画祭でも受賞した大島は、「AKB48とは違う場所であっちゃんと一緒に立つことができて、嬉しいです」と満面の笑顔。久々にAKB48最強メンバーの2ショットが実現した。また、口コミでじわじわと広がり8ヵ月近くのロングランとなった「桐島、部活やめるってよ」で主演した橋本愛は、「公開前にキャストで一緒に遊んでいた時には、“8位か10位ぐらいだったら良いよね”と話していました。第1週にはランキングに名前もなく落ち込んでいましたが、その後の状況は信じられないぐらいです」と振り返った。
最優秀主演男優賞を受賞したのは、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛。「まさかと思いました」と驚きの表情で、「この作品は、東日本大震災の翌日にイタリアに行き、一生懸命にやりました。大きな体なのに、今、鳥肌が立っています。もし、この場所に戻ってくる機会があれば、今度は日本人役で(笑)」と、早くも再受賞を誓う。
最優秀主演女優賞は、「わが母の記」の樹木希林。「これをいただくと来年の司会がついてくるんですが、私は全身癌なので来年お仕事の約束ができないんです。日本アカデミー賞で、若い監督や俳優さんが出てくるのを見たら、日本映画って良いなと思います。
賞金だけ振り込んで貰って、賞はエリカ様に差し上げます」と語り、笑いを誘った。
最優秀監督賞は、「桐島、部活やめるってよ」の若き名匠・吉田大八監督が堂々の受賞。「若い頃から青春は大嫌いでしたが、若い俳優たちの才能、野心、パワーに押されてここに立っているのは不思議です。ありがとうございました!」と、感無量の表情で挨拶を行った。
最優秀作品賞に選ばれたのは、またもや「桐島、部活やめるってよ」。登壇した吉田監督は、「まさかと思っていたので、本当に驚いています。プロデューサーは興行的に苦労したと思いますし、テレビ局の映画はもっとプレッシャーをかけられると思っていましたが、今までで一番自由にやらせて頂きました。俳優たちとスタッフに感謝します」と、挨拶。橋本愛は「監督が喜んでいる顔を見られたのが一番嬉しいです」、東出昌大は「ここに皆で並ぶことが出来なかったのが残念ですが、後で食事会を開こうと思います」と、それぞれ感動を語った。
<受賞者一覧>
■ 新人俳優賞 染谷将太、二階堂ふみ、チャンミン、東出昌大、橋本愛、松坂桃李、武井咲
■ 最優秀美術賞 磯田典宏、近藤成之(「のぼうの城」)
■ 最優秀撮影賞 木村大作(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀照明賞 杉本崇(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀録音賞 橋本文雄(「聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-」)
■ 最優秀編集賞 日下部元孝(「桐島、部活やめるってよ」)
■ 最優秀助演女優賞 余貴美子(「あなたへ」)
■ 最優秀助演男優賞 大滝秀治(「あなたへ」)
■ 協会栄誉賞 山田洋次
■ 協会特別賞 岡安和子(ネガフィルム編集)、中葉由美子(ネガフィルム編集)、佐藤洋子(ネガフィルム編集)、菅原俊夫(殺陣師)、馬場正男(美術管理)、宮本まさ江(衣装)
■ 会長功労賞 「踊る大捜査線」シリーズ
■ 岡田茂賞 セントラル・アーツ
■ 会長特別賞 新藤兼人、橋本文雄、森光子、山田五十鈴、若松孝二
■ 話題賞 俳優:大島優子(「闇金ウシジマくん」)、作品:「桐島、部活やめるってよ」
■ 最優秀外国作品賞 「最強のふたり」
■ 最優秀アニメーション作品賞 「おおかみこどもの雨と雪」
■ 最優秀音楽賞 川井郁子(「北のカナリアたち」)
■ 最優秀脚本賞 内田けんじ(「鍵泥棒のメソッド」)
■ 最優秀主演男優賞 阿部寛(「テルマエ・ロマエ」)
■ 最優秀主演女優賞 樹木希林(「わが母の記」)
■ 最優秀監督賞 吉田大八(「桐島、部活やめるってよ」)
■ 最優秀作品賞 「桐島、部活やめるってよ」
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