「栄光のジェイン」のイ・ジャンウに直撃！新ドラマ「オ・ジャリョンが行く」を語る

　ドラマ「怪しい三兄弟」「笑って、トンヘ」で注目され、「栄光のジェイン」「アイドゥ・アイドゥ～素敵な靴は恋のはじまり」と着実にキャリアを積んでいる次世代韓流スター俳優イ・ジャンウ。3月よりKNTVで日本初放送開始したドラマ「オ・ジャリョンが行く」のPRのため来日した彼にインタビューした。

感動と興奮の韓国ドラマ「栄光のジェイン」、日本初配信スタート！

「オ・ジャリョンが行く」でイ・ジャンウが演じるのは、フリーターから財閥一家の婿養子となる主人公のオ・ジャリョン。自身との共通点を聞いたところ、「20代後半で、卒業後の就職問題をどう解決すればいいのか悩んでいるという部分は共感できます。また、その悩みを肯定的に捉えて、何とか自分の逆境に打ち勝っていこうという部分も似ていますね。僕自身ポジティブで楽天的な性格なので…」とのこと。逆に、劇中のオ・ジャリョンは恋愛についてよく知らないという設定のため、演じていてもどかしい部分があったとも明かす。

　キュートな子犬顔で、外見は見るからに善人キャラのイ・ジャンウだが、「笑って、トンヘ」や「栄光のジェイン」では悪役や主人公のライバル役にも挑戦している。インタビューの翌日に行われた記者会見では、自身とかけ離れたキャラクターを演じる上で気を付けたことを次のように語っていた。

　「外見が善人そうにみえる僕のような人間が悪役を演じると、さらに悪人に見えるらしいんです（笑）。役作りの上で、実生活でもわざと上限関係をなくして接したり、言葉遣いを荒っぽくしたりして、できるだけ悪人になるよう努力しました」。

　実際、「栄光のジェイン」で彼が演じたソ・イヌ役は生意気でワガママなただの悪人キャラではなく、父との乗り越えがたい関係に葛藤を抱えながらも最終的には自分の道を見出していくという複雑な役どころ。ジェイン役のパク・ミニョン、ヨングァン役のチョン・ジョンミョンらとの息もぴったりの演技合戦も見どころだ。

　この数年で俳優として大きな飛躍を遂げたイ・ジャンウ。自身の変化については、「以前のように小さい役をもらっていた頃とはやはり変わったと思います」と冷静に分析する。「特に今回の『オ・ジャリョンが行く』はタイトルロールなので、自然と関係者や周囲のスタッフの方の僕への期待も高いです。それに対するプレッシャーはあります。でも、僕はもともと前向きな性格なので、できるだけ悩むことがないようにしています」。　朝から深夜までドラマ撮影に追われ、「寝る時間がもらえるだけありがたいです」と笑う多忙なジャンウだが、将来の夢を聞いてみると、「山を一つ買ってキャンプ場を造りたいです！」との答え。「キャンプをするのが大好きなので、同じくキャンプ好きな仲間たちを集めて遊びたいですね」。

　また仕事面では、カメラの裏側に回ることに興味があるとか。

　「いつか、映画の製作に関わる仕事をしてみたいです。もともと料理が好きなので、何らかの料理に関する作品を、監督ではなくても製作として手がけたいです。その映画には出演しなくてもいいですよ（笑）」。

　「栄光のジェイン」（全24話）は3月22日（金）よりドラマ専門サイト「ドラMAXアリーナ」で全話配信、冒頭1話無料。3月22日～3月28日までの1週間限定でGyao!にて冒頭4話まで無料。

　「オ・ジャリョンが行く」はKNTVにて絶賛日本初放送中