アメリカ史上最も“因縁深い実話”ハットフィールド家 VS. マッコイ家の壮絶な闘いを描く『ハットフィールド&マッコイ 実在した一族 vs 一族の物語』は、日本人も共感必至の大河ドラマだった! そのパッケージ化を記念して、“デビル”・アンス・ハットフィールド役のケヴィン・コスナー、ランドール・マッコイ役のビル・パクストンを担当した声優の大塚明夫、立木文彦にインタビュー! 全米中がハマッた骨太ドラマや主演俳優たちの魅力をはじめ、自身にとっての“因縁”のキャラクター、長年声優業界で活躍するお互いの関係まで、ハットフィールド&マッコイに負けぬ男の熱いトークを展開していただいた!
【関連】大塚明夫&立木文彦の魅力が炸裂!『ハットフィールド&マッコイ』徹底解説
同作は19世紀後半に起こったアメリカ史上最も“因縁深い実話”ハットフィールド家とマッコイ家のバトルを、アクション、サスペンス、ロマンスなど映画的な娯楽要素満載で描く骨太な大河ドラマ。両家の家長、ハットフィールドとマッコイは南北戦争の戦友だったが、ハットフィールドの叔父ジム・ヴァンスがマッコイの弟を殺害、ハットフィールドの息子ジョンジーとマッコイの娘ロザンナが恋仲になるなど、両家の間で軋轢が生まれ、1878年から1891年まで壮絶な抗争が続いたのだ。
ハットフィールド役の大塚は、「売られたケンカは買うような、男が持っている説明しようのない戦いがあるじゃないですか(笑)。ハットフィールドもマッコイもやりたくはないけれど、そうせざるを得ない。そういう状況は世界中に転がっていますよ」と共感したといい、マッコイ役の立木も、「僕はケヴィン・コスナーのファンだったので、作品的に最初にスッと入る要素が多かったですね。僕が担当したマッコイというキャラクターも演じがいがある男だったので、とても気分良く仕事をさせていただきました」と回想する。
また、大塚明夫は人気ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するスネーク、立木文彦は人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウが代表的なキャラクターとしてファンにはおなじみ。
ハットフィールドとマッコイではないが、自身にとって“因縁”のキャラクターであることを認める。「やはり大塚明夫と聞けば、『メタルギア』になりましょうかね。老若男女で考えれば、『ブラック・ジャック』シリーズでしょう。なかにはスティーヴン・セガールという人もいますが(笑)」(大塚)。立木も碇ゲンドウを“因縁”のキャラクターとした上で、「実は父親が最近のキーワードです」と明かす。「最近父親役をいただく機会が多くて、それぞれキャラクターが異なるので考えますよね。
そして、同業界で長年闘いを勝ち抜いた男たちがアテレコしているからこそ、「ハットフィールド&マッコイ 実在した一族 vs 一族の物語」のような大河ドラマは面白くなる! 「それはあります。
『ハットフィールド&マッコイ 実在した一族vs 一族の物語』は4月24日(水)、ブルーレイ&DVDで発売。
【関連】大塚明夫&立木文彦の魅力が炸裂!『ハットフィールド&マッコイ』徹底解説
同作は19世紀後半に起こったアメリカ史上最も“因縁深い実話”ハットフィールド家とマッコイ家のバトルを、アクション、サスペンス、ロマンスなど映画的な娯楽要素満載で描く骨太な大河ドラマ。両家の家長、ハットフィールドとマッコイは南北戦争の戦友だったが、ハットフィールドの叔父ジム・ヴァンスがマッコイの弟を殺害、ハットフィールドの息子ジョンジーとマッコイの娘ロザンナが恋仲になるなど、両家の間で軋轢が生まれ、1878年から1891年まで壮絶な抗争が続いたのだ。
家長をリーダーにした一族同士の確執、戦友だった相手と闘う男の哀切など、日本人好みの感動ポイントが満載なのだ。
ハットフィールド役の大塚は、「売られたケンカは買うような、男が持っている説明しようのない戦いがあるじゃないですか(笑)。ハットフィールドもマッコイもやりたくはないけれど、そうせざるを得ない。そういう状況は世界中に転がっていますよ」と共感したといい、マッコイ役の立木も、「僕はケヴィン・コスナーのファンだったので、作品的に最初にスッと入る要素が多かったですね。僕が担当したマッコイというキャラクターも演じがいがある男だったので、とても気分良く仕事をさせていただきました」と回想する。
また、大塚明夫は人気ゲーム『メタルギア』シリーズに登場するスネーク、立木文彦は人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウが代表的なキャラクターとしてファンにはおなじみ。
ハットフィールドとマッコイではないが、自身にとって“因縁”のキャラクターであることを認める。「やはり大塚明夫と聞けば、『メタルギア』になりましょうかね。老若男女で考えれば、『ブラック・ジャック』シリーズでしょう。なかにはスティーヴン・セガールという人もいますが(笑)」(大塚)。立木も碇ゲンドウを“因縁”のキャラクターとした上で、「実は父親が最近のキーワードです」と明かす。「最近父親役をいただく機会が多くて、それぞれキャラクターが異なるので考えますよね。
それこそマッコイも父親役ですよね。演じていて迷った時にゲンドウに戻るというか、俯瞰で物事や家族を見ているような視点を忘れないようにゲンドウを意識はしますね」と両者のファンにはうれしいコメント! 今作への期待感がグッとUPする貴重なウラ話だ。 ちなみに同一作品内での共演歴が長い両氏だが、ライバルのような関係か!? この点、ある別のキーワードで両氏はお互いを表現した。「というよりは、その時々で別の戦線にいて、再会した時に、お互いに生きていたかとしみじみ思う。長くやっていると、そういう関係になりますよ。もともと文ちゃんと僕は役柄が被らない。お互い、消えずに残っていることがうれしい。同士や戦友のような関係ですよね」(大塚)。また、ヒリヒリした間柄ではなく、プライベートでも親交を深めることもあるという。「たまに飲みに言ったりもしましたね。カラオケ行って、その場にいない声優さんのモノマネをし合ったりすることもありましたね(笑)」(立木)と基本的には皆仲がいいそうだ。
そして、同業界で長年闘いを勝ち抜いた男たちがアテレコしているからこそ、「ハットフィールド&マッコイ 実在した一族 vs 一族の物語」のような大河ドラマは面白くなる! 「それはあります。
まったく面識のない人同士が声をあてても、ピンとこないかもしれないですよね。文ちゃんが相手であれば、目には見えない立ち位置まで手に取るように分かりますから」(大塚)。そう、人生の歴史がクロスしている男同士は、重厚で激シブな骨太ドラマを肩に力を入れずにナチュラルに仕上げることが可能なのだ! 「それなりに、自分たちもそういうキャラクターを演じる時代になったのかなと(笑)」(立木)と最後は感慨深い表情に。全米ケーブル局ドラマ番組史上最高数字を記録した同作が、大塚明夫、立木文彦の年輪をプラスして魅力倍増。来たるゴールデンウィークのマストアイテムだ!(取材・文:鴇田崇)
『ハットフィールド&マッコイ 実在した一族vs 一族の物語』は4月24日(水)、ブルーレイ&DVDで発売。
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