『刀語』『ヨルムンガンド』の元永慶太郎を監督に迎え、『機動戦士ガンダムSEED』『蒼穹のファフナー』等で、個性豊かなキャラクター達を描き出した平井久司がキャラクターデザイン、『けいおん!』の吉田玲子がストーリーを紡ぐ、完全オリジナルアニメーション『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』。今回、本作の主人公ヒタチ・イズルの声を担当する俳優・相葉裕樹に単独インタビューを行った。
【関連】クオリティが高い!『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』場面写真
主人公イズルの声を担当する彼は、現在放送中のドラマ『35歳の高校生』に出演する俳優であり、主にドラマや映画、舞台などで活躍、声優としての仕事は今回で3度目である。それでも"自信"を持って話す背景には「オーディションで勝ち取った」という理由があるからだろう。
だからと言ってプレッシャーを感じないわけではない。「プレッシャーはあります。(今まで)俳優としてやってきたので…」と正直に告白する。「ですがそういうことに関係なく、僕が俳優として培ってきたものを前提に、今回の現場ではぶつかって行こうと。もちろん、足りない部分はあるのですが、それは先輩から見て学んで、やって学んでという感じです。とにかく真摯に!なんせ経験がないですから、やれることを全部やろうと思って臨んでいます」とキッパリ。最近よく見かける、アニメの声優に挑戦する"有名人"とはひと味もふた味も違うようだ。
とはいえ、アニメの主役を演じることについては「僕なんかがというのがあるのですが、本当に光栄です」と素直に喜ぶ。「決定の連絡が来たときは、『ホントですか!?』と(笑)。『なぜ?なぜ僕だったのでしょう?』そんな気持ちでした(笑)」とキャスティングに決まった当時を振り返る。
また、アフレコの話数が進んだ頃に抱いた不安も話してくれた。「正直、自分が(アニメの声優を)出来ているのかどうかわからず、とにかく不安だったんです。芝居として、馴染めているのか、成立しているのかと。アニメとしても…」。その気持ちを払しょくするきっかけとなったのは、監督や音響監督らと一緒に行った食事であったと明かす。「『声優になる必要はないよ』と言われたんです。『その上でのキャスティングであると思うから』とも。なるほどなと思いました。
「と思いつつも、声優としての技術も盗みたいなとは思っていますね(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えてくれた。
俳優として、また声優として参加する相葉に、本作で意識していることを聞いた。「感情とかそのようなものは、役作りするうえでドラマもアニメも一緒ですが、表現方法と言いますか息の使い方だったりセリフの言い方などは意識していますね。ドラマでアニメの芝居をしたらきっと浮くだろうし、映画やドラマの場合も違うだろうし、舞台ももちろん違う。なるべくしっかり違いを意識して演じようと思っています」。
今後、ますます活躍の場が広がっていくと思われる俳優・相葉裕樹。彼はきっと本作で多くのものを吸収し、演技として得たものを発散、私たちを魅了してくれるだろう。(取材・文・写真:鈴木沙織)
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は、TOKYO MX他毎週木曜22時30分より全28局にて放送中
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主人公イズルの声を担当する彼は、現在放送中のドラマ『35歳の高校生』に出演する俳優であり、主にドラマや映画、舞台などで活躍、声優としての仕事は今回で3度目である。それでも"自信"を持って話す背景には「オーディションで勝ち取った」という理由があるからだろう。
だからと言ってプレッシャーを感じないわけではない。「プレッシャーはあります。(今まで)俳優としてやってきたので…」と正直に告白する。「ですがそういうことに関係なく、僕が俳優として培ってきたものを前提に、今回の現場ではぶつかって行こうと。もちろん、足りない部分はあるのですが、それは先輩から見て学んで、やって学んでという感じです。とにかく真摯に!なんせ経験がないですから、やれることを全部やろうと思って臨んでいます」とキッパリ。最近よく見かける、アニメの声優に挑戦する"有名人"とはひと味もふた味も違うようだ。
とはいえ、アニメの主役を演じることについては「僕なんかがというのがあるのですが、本当に光栄です」と素直に喜ぶ。「決定の連絡が来たときは、『ホントですか!?』と(笑)。『なぜ?なぜ僕だったのでしょう?』そんな気持ちでした(笑)」とキャスティングに決まった当時を振り返る。
現在は、「まさか自分がアニメの主役で声優をやれるとは思っていなかったので…。このような形で『マジェスティックプリンス』のイズルという役を出来ているということが幸せですね」とのこと。 元永監督から、演じ方について指示などはあったのかどうか聞いみた。「現場でアフレコをしながら『ここは、もう少しこのようにしてほしい』などはありましたね」と語る。
また、アフレコの話数が進んだ頃に抱いた不安も話してくれた。「正直、自分が(アニメの声優を)出来ているのかどうかわからず、とにかく不安だったんです。芝居として、馴染めているのか、成立しているのかと。アニメとしても…」。その気持ちを払しょくするきっかけとなったのは、監督や音響監督らと一緒に行った食事であったと明かす。「『声優になる必要はないよ』と言われたんです。『その上でのキャスティングであると思うから』とも。なるほどなと思いました。
なので、俳優としてのアプローチができたらいいなと思っています」。
「と思いつつも、声優としての技術も盗みたいなとは思っていますね(笑)」と茶目っ気たっぷりに答えてくれた。
俳優として、また声優として参加する相葉に、本作で意識していることを聞いた。「感情とかそのようなものは、役作りするうえでドラマもアニメも一緒ですが、表現方法と言いますか息の使い方だったりセリフの言い方などは意識していますね。ドラマでアニメの芝居をしたらきっと浮くだろうし、映画やドラマの場合も違うだろうし、舞台ももちろん違う。なるべくしっかり違いを意識して演じようと思っています」。
今後、ますます活躍の場が広がっていくと思われる俳優・相葉裕樹。彼はきっと本作で多くのものを吸収し、演技として得たものを発散、私たちを魅了してくれるだろう。(取材・文・写真:鈴木沙織)
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』は、TOKYO MX他毎週木曜22時30分より全28局にて放送中
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