デンマークでは誰もが知る実話をもとに、王と王妃、そして侍医の運命的な三角関係を描く壮大なラブストーリー『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』。本作で主演を務めるのがマッツ・ミケルセン。
彼は“北欧の至宝”と讃えられ、母国デンマークでは、“もっともセクシーな男”に何度も選ばれるほど絶大な人気を誇る。日本でもその人気はうなぎのぼりに上昇し、前売り券はすでに完売間近。そんな人気急上昇中マッツとはどのような人物なのか?

【関連】“北欧の至宝”マッツ・ミケルセン、極上の場面写真

 マッツはハリウッド映画でも活躍する国際派俳優であり、これまでにも『007/カジノ・ロワイヤル』(06)で悪役を怪演。その後も『ヴァルハラ・ライジング』(09)、『シャネル&ストラヴィンスキー』(09)、『タイタンの戦い』(10)、『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』(11)などに出演。さらに、『羊たちの沈黙』シリーズで有名なハンニバル・レクター博士が登場する新ドラマ『Hannibal(原題)』(NBC)でレクター博士を怪演中。人気ドラマがひしめく“呪われた魔の時間帯”と呼ばれる枠で、高視聴率を獲得している。

 さらに、マッツの出演作としては『偽りなき者』が公開中。5月3日には、作曲家ストラヴィンスキー役で出演した映画『シャネル&ストラヴィンスキー』もヒューマントラストシネマ有楽町にてレイトショー上映されるため、都内ではマッツ作品が3作同時に堪能できる貴重な1日となっている。まもなく迎えるゴールデンウィーク、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンにハマってみてはいかがだろう。

 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』は、本国デンマークでは7ヵ月にわたるロングランヒットを記録し、2012年ベルリン国際映画祭では銀熊賞(脚本賞&男優賞)をW受賞、2013年アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた作品。監督・脚本を務めたのは、『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の共同脚本を担当したデンマークの俊英、ニコライ・アーセル。本作でベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)を受賞した。
また、製制作総指揮には、ラース・フォン・トリアーが名を連ね、ヨーロッパを代表する一流のスタッフ陣が描き出す愛と欲望のドラマである。

 医者から国王の側近へと成り上がり、さらに王妃の心までも奪ってしまう自由主義者の医者ストルーエンセ役に扮しているマッツ。バレエダンサーの経験を持つマッツは、華麗なダンスも披露している。

 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』は4月27日より公開。
編集部おすすめ