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「こんなムチャクチャなのが結構長いことよく続いたなぁって感慨深かったという感じかな。今だったら作れないんじゃないかっていう部分がいっぱいあるし、“ここまでやっちゃっていいのかな?”って、今となっては思っちゃうよね」。
DVD-BOXの発売にあたり、改めて本作を観直した感想を小林氏はこのように語る。たしかに初回から飛び出す「ともだちんこ」に始まり、「いいなけつ」「ありがたまきん」など、本作は子ども好きする下ネタのオンパレード。「子どもに見せたくない番組」としてやり玉に上げられることも少なくなかった。だが、これに対し小林氏は次のような見解を示す。「結局下品とか何とかっていうけど、精神医学の中でも口唇期、肛門期とかってあるように、どうしたってそういうものが必要というかね。そういうものに興味を持つ時があって、それを経ていかないと、まともに成長していかないというのがあるから」。
様々な批判に対しても、次のような自身のマンガ観から意に介さなかったという。
「マンガってずっとそうなんですよね。赤塚不二夫が『おそ松くん』をやっていた時だって、手塚治虫だってボロクソに言われていた。永井豪の『ハレンチ学園』も、子どもがスカートをまくり上げるのが流行っちゃったりして相当非難されていた。
当時は睡眠時間を極限まで削り、座っていると寝てしまうからと部屋の中を歩き回りながらギャグを考え執筆に没頭。世の中のことに皆無といっていいほど興味を持たず、人づき合いする時間も余裕もなかったため、主題歌を手掛けたバンド「いんぐりもんぐり」ともついに会うことができかなったという。
だが小林氏が30代から40代初めにそうして心血を注いだ『おぼっちゃまくん』のパワーは今観ても全く衰えることがなく、まるで嫌味なく“金で解決”してしまおうとする様は、痛快なほどで笑いを呼ぶ。
「まあこれを観て“子どものバイタリティ”っていうのをもういっぺん植えつけた方がいいよ、っていうのはあるよね。
そして、そんな『おぼっちゃまくん』が発するパワーは、現在氏が熱中するグループとも共通するものであるという。「だから結局AKBも、少女たちのバイタリティや対人スキルの高さがスゴいっていうことで一緒よね。順位もつけられちゃうものすごい競争社会で、彼女たちはそんなストレスにも耐える訳。それを少女の時代から頑張るっていうところがわしはビックリしちゃうし、面白い訳です」。
若い友だちんこにも大人になった友だちんこにも、AKBに繋がる活力が『おぼっちゃまくん』には溢れている。(取材・文・写真:しべ超二)
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