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「こんなムチャクチャなのが結構長いことよく続いたなぁって感慨深かったという感じかな。今だったら作れないんじゃないかっていう部分がいっぱいあるし、“ここまでやっちゃっていいのかな?”って、今となっては思っちゃうよね」。
DVD-BOXの発売にあたり、改めて本作を観直した感想を小林氏はこのように語る。たしかに初回から飛び出す「ともだちんこ」に始まり、「いいなけつ」「ありがたまきん」など、本作は子ども好きする下ネタのオンパレード。「子どもに見せたくない番組」としてやり玉に上げられることも少なくなかった。だが、これに対し小林氏は次のような見解を示す。「結局下品とか何とかっていうけど、精神医学の中でも口唇期、肛門期とかってあるように、どうしたってそういうものが必要というかね。そういうものに興味を持つ時があって、それを経ていかないと、まともに成長していかないというのがあるから」。
様々な批判に対しても、次のような自身のマンガ観から意に介さなかったという。