【関連】水嶋ヒロと剛力彩芽のツーショット!『黒執事』場面写真
『黒執事』は、月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)で2006年から連載中の枢(トボソ)やなの同名漫画が原作。現在で16巻まで刊行されており、累計発行部数は1500万部突破(海外分を含む)の大人気コミック。
人気作の実写映画化ということもあり、世界観の再現にはこだわりを見せている。水嶋演じるセバスチャンの燕尾服(えんびふく)は特注でデザインされ試行錯誤を繰り返し完成、主人である幻蜂汐璃(剛力)のリビングには、豪華なシャンデリアから、アンティークの家具、燭台、高級食器などがセットされた。
水嶋は自身をシャープに見せる目的から体重を50キロ台に落とすまでの身体作りから、約4ヵ月間に及ぶアクション練習などを経て、アクションシーンを含む過酷な撮影に挑んだという。
今回の撮影は4月1日からスタート、北九州・山口など九州を中心に5月中旬までオールロケを敢行した。
撮影を終えた水嶋は「1ヵ月半に及ぶ久しぶりの撮影は、コツコツと地道に進んで行く、まるで登山をしているかのような感覚でした。無事撮影を終え、頂上に辿り着いた時と似たような達成感を味わっています」と振り返り、「剛力さんが演じる汐璃はとても素敵で、発する言葉から滲み出る苦しみや悲しみを感じる度に鳥肌がたちました。とても輝いていて、その眩しさに少しでも近づけるようにと思いながら取り組んでいました。20代最後の、俳優として頑張る自分の姿が記録されている記念の作品でもありますし、これから公開が終わるまで、引き続き『黒執事』に力を注いでいきたいと思います」とメッセージを寄せている。
一方、剛力は「撮影していた映像がすごく綺麗でしたので、これからCGなども加わりどういう画になるのか今からとても楽しみです。水嶋さん演じるセバスチャンは、完璧でスマートな役ですが、水嶋さんのお芝居も本当に完璧で、アクションの動きや手の動き一つ一つが綺麗で、この作品の見どころになると思います。
本作は、原作者の承認を得て、原作から約130年後の、西洋と東洋の文化が入り乱れたアジアの都市を舞台にした完全なオリジナルのストーリー。監督は『NANA』シリーズの大谷健太郎と、テレビアニメ「TIGER&BUNNY」のさとうけいいちがタッグを組む。『桐島、部活やめるってよ』で注目を浴びた山本美月はメイド役で出演する。
『黒執事』は2014年新春全国公開。