フジテレビ系土曜ドラマ『山田くんと7人の魔女』に主演する西内まりや山本裕典が取材に応じ、ドラマにかける意気込みを語った。

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 ラブキス・コメディと銘打つほど、キスシーンが満載の今作。
山本は、「今まで出た映画やドラマで3、4回キスシーンあったんだけど、1回しかオンエアされなかった。だから、ヘタみたい」と苦笑い。

 男友達とお酒を飲んで「キスしたらどの角度がよく見えるのか試してみた」と研究したことを明かし、「オンエアされた1回もふいにぶつかっちゃったってシーンだった。ガチで攻めるのはヘタみたいだから、練習してきます」とドキドキするようなキスシーンを目指すと宣言した。

 今作は、週刊少年マガジンで吉河美希が連載中の同名マンガが原作。キスで特殊能力を発動する7人の魔女たちと学園イチの問題児・山田くんが繰り広げる学園青春ラブ・コメディ。学校イチの問題児の山田(山本)は、ひょんなことから学校イチ成績優秀なうらら(西内)と体が入れ替わってしまう。「キス」することで自在に入れ替わる2人だったが、やがて「キス」することで特殊能力が発動する7人の魔女の存在が明らかになり、山田は魔女探しを始める。

 雑誌「Seventeen」の専属モデルとして10代をはじめとする女性から絶大な支持を集める西内は、今作が地上波ドラマ初主演。西内は「やるからにはとことんやりたい。期待をいい意味で裏切れるように頑張ります」とコメントした。一方、山本も今作への思い入れは深い。
「6年ぶりぐらいにオーディションを受けさせてもらいました。ある意味、(この作品が)転機だと思っているので、気を引き締めてやりたいと思います」と意気込んだ。

 ドラマ2012年に放送された『GTO』でも共演している2人だが、その際には話す機会もなかったといい、この日がほとんど初対面という状態。西内は「(待ち時間の)短時間の中で、どれだけ山本さんの話を聞いたかってくらいずっとしゃべってるので、本当に面白くて、現場を明るくしてくださってます」と山本の印象を話す。一方、山本は西内の印象を「クールな感じに見えるし、すっげー性格悪いかなと思ったんですけど、すごく明るくて19歳にしてはしっかりしてて頼りになる」と評した。

 キスで入れ替わるという突飛な発想とドキドキするシチュエーション満載の今作。山本が「中身が入れ替わった時のお互いの演技が見物」と話す通り、人気若手俳優の2人がどのような演技をするのかにも、注目してもらいたい。

 ドラマ『山田くんと7人の魔女』は、8月10日(土)から毎週土曜日23時10分~23時55分にフジテレビ系で放送。
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