華原朋美が、26日、東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で、セルフカバー・ベストアルバム『DREAM-Self Cover Best-』発売記念イベントを行った。

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 イベントに登場した華原は、復帰後初のアルバム発売に「やっとたどり着きました。
夢が叶って本当にうれしい」と吹き抜け4階まである会場に集まった大勢のファンに笑顔で手を振った。また、アルバムのプロデューサーを務めた武部聡志氏がステージに登場し、「昨年末のFNS歌謡祭での再会から半年、それが縁でアルバムに参加させていただき、いいアルバムができた」と太鼓判を押した。

 武部氏のピアノ演奏のみで『I BELIEVE』『Hate tell a lie』『LOVE IS ALL MUSIC』『save yourself dream』の4曲をメドレーで熱唱すると、集まった多くの観客は一緒に口ずさんだり、涙を見せる女性ファンも見受けられた。歌唱後、武部氏から「これで終わるのはもったいないね」と勧められ、予定していなかった『I’m proud』を披露した。

 歌唱後、武部氏から「発売日だからプレゼント」と封筒を渡され、華原は緊張した表情で開封。「私、華原朋美はこの秋にワンマンライブを開催します」の文字に「マジでー!」と驚き、うれしそうに「絶対、来てね!」とファンに呼びかけた。7年ぶりの単独ライブに「うれしいですね。着々と未来に向かって生きていけている自分がすごくうれしいです」と感激。「まだまだ華原朋美のやり直しの旅は始まったばかりで、これからもひとつひとつ乗り越えていくことをここに誓います」と力強く宣言した。

 イベント後の囲み取材では、イベントでの感想を「すごく気持ちよかった」と満足そうに話した。アルバムについては「原曲を大切にしながら、今まで聞いたことがないという方にも‘今の華原朋美’を聞いていただきたい」と抱負を語り、秋のライブについては「体力を使うと思うので、長時間歌ったり動けるようにジムに通ったり、耐えられるのどをつくったり準備をしたい」とやる気を見せた。

 また今後については「今年はバラードが中心ですが、来年に向けてアップテンポな曲で、PVもかっこいいものをつくりたい」と語り、「ライブの次の目標は」との質問には、「年末の紅白歌合戦に出たいという大きな夢はあります。
自分はまだ100%ではないので、体調管理と人に迷惑かけないという基本的なことを守りながら頑張っていきたい」と意気込みを見せた。なお、取材陣から「新しい曲はあの人(小室哲哉)に?」との質問には「それは全く考えていないです」とキッパリ。「新しい気持ちで楽しい曲を歌いたい」と前向きに語った。

 この日発売されたセルフカバー・ベストアルバムは、イベントで披露した曲のほか、『たのしくたのしくやさしくね』『LOVE BRACE』『あなたがいれば』など10曲をオーケストラなどで豪華にアレンジして収録している。
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