不朽の名作『ベン・ハー』が現代に甦る!　規格外の映像でスケールアップ

　アカデミー賞史上最多11冠を獲得した名作『ベン・ハー』（60）が、さらにスケールアップしてリメイクされ、DVDとなって発売されることがわかった。

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　映画史上不朽の名作と呼ばれる『ベン・ハー』の監督・ウィリアム・ワイラーの息子であるデビッド・ワイラーがエグゼクティブプロデューサーを務め、総製作費約30億円をかけて新たに作り上げた本作。イエス・キリストの生涯を時代背景に、強大なローマ帝国に全てを奪われた男“ベン・ハー”の壮絶な復讐劇を、最新VFXを駆使した圧倒的なスケールで描き出す。

　西暦1世紀、ユダヤがローマ帝国の支配下にあった頃、ユダヤの都エルサレムにローマの新将校メッサラが着任した。彼は、ユダヤの豪族の息子ベン・ハーと幼な友達だったが、今では立身出世主義者となり、相容れない存在となっていた。そんな中、ベン・ハー一家はある事件によって反逆罪で捕えられてしまう。ベン・ハーはメッサラに釈放を頼むが、メッサラは無実を知りながらも母と妹を地下牢に、ベン・ハーを奴隷としてガレー船に送ってしまう。そして、3年後。ベン・ハーは艦隊長の命を救ったことが認められ、ローマに連れて行かれる。さらに、そこでローマ第一の戦車競争者となり、エルサレムに戻るが、母と妹が死んでいたことを聞かされる。ベン・ハーはメッサラの非常な仕打ちに激怒し復讐を誓い、ついには大戦車競争で宿命的な対決を迎える。

　ベン・ハーを演じるのは『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のジョセフ・モーガン。『バンク・ジョブ』のスティーヴン・キャンベル・ムーア、『リベンジ』のエミリー・ヴァンキャンプ、『ヤング・スーパーマン』のクリスティン・クルック、『炎のランナー』のベン・クロスといったキャストが脇を固める。監督は『デクスター ～警察官は殺人鬼』のスティーヴ・シル。

　スペイン、モロッコ、カナダでのワールドワイドなロケを敢行し、これまでにない規格外のスケール感で描き出されたローマ世界は圧巻。そして、何度も映像化、舞台化され、いまだに圧倒的支持を誇るルー・ウォレスの同名小説のリメイク作品であり、スペクタクル史劇はレンタル市場最強の鉄板ジャンルとも呼ばれるだけに、レンタル市場をにぎわすこと間違いなしだろう。

　DVD『ベン・ハー』は9月4日より発売、価格は5040円（税込）、レンタルも同日開始。