AKB48・高橋みなみ、いじめをゼロにするため「ノックアウト隊」を結成！

　AKB48グループの総監督・高橋みなみが、NHK『いじめをノックアウトスペシャル「そろそろマジで動きましょうよ！～めざせ100万人の行動宣言～」』の収録を行い、首藤奈知子アナウンサーらとともに「いじめ問題」に対して真摯に語った。

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　同番組では、いじめに対して何をしていいのかわからない！という人のためにヒントになるようなことを紹介したいと4月からいじめについて考えてきた。いじめが中学からひどくなる原因のひとつは、見て見ぬふりをする“傍観者”が増えるからとのこと。そんな“空気”を一緒に変えていこう、そのために行動を起こそうと呼びかける。

　収録の合間に行われた会見で、高橋は「わたしはまだ22歳なので、学生と同じ目線で考えればいいと思っている。子供たちが楽しく学校生活を送れるようにわたしも頑張って行きたい」と大人も傍観者にならず、積極的にいじめ問題に取り組むべきとアピール。また、100万人の行動宣言で高橋が宣言したのは、「（いじめを）知らない。見てない。は言わない。知らないで済む問題ではない。知るための努力をするべき。無関心が一番怖い。見てないわけないじゃない。感じてないわけないじゃない。みんな心を寄り添うことが大事」と言葉に力を込める。一方、首藤アナは「わたしは30歳をすぎて、傍観者になりがち。まだまだ課題はいっぱいある。『いじめってどう思う？』っていろんな人に聞きまくるつもり」と行動宣言した。

　今回、一緒に収録に臨んだ学生たちについて高橋は「みんなしっかり考えてくれることがうれしかった」とコメント。収録中に学生の中から「おとなは変われないんですか？」とう質問があったとき、高橋は大きなショックを受けたと言う。「悲しいことに、大人って変われないんですよ。変われるきっかけがあるとしたら、自分で気づくときだと思う。学生にとって、先生の存在って大きい。先生は大人の力をよいふうに使って欲しい」と持論を展開した。

　番組では今後、10月26日からの11月4日を「いじめに何かしてみる10日間」と名づけ、全国から「行動宣言」を募集。高橋と中高生たちが、いじめに関するクイズや国内外の取り組みを見ながら、「いじめゼロ」に向けて行動を起こすヒントを探っていく。さらに、番組ではいじめゼロを目指して、高橋が率いる「ノックアウト隊」を結成。隊員にはAKB48の高橋朱里、佐々木優佳里、名取稚菜、大森美優の4名が決定しており、8月中、全国の学校や学生たちが集まる場所に出向いて一緒に考え、行動する。

　『いじめをノックアウトスペシャル「そろそろマジで動きましょうよ！～めざせ100万人の行動宣言～」』はNHK・Eテレで午後7時～7時55分、8時～9時30分に放送。