名実共にハリウッドのトップスターであるジャック・ニコルソンが、俳優業を引退したという噂が流れている。

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 現在76歳のジャックが人知れず現役を引退したと、Rader Onlineと「Star」誌が報じているが、その理由が「記憶障害」だという。


 「(引退を)決意した理由は単純です。記憶障害ですよ。率直に言って76歳のジャックは記憶力に問題があり、もうセリフを覚えられないんです。彼にはもう、以前のような記憶力はありません」と、ハリウッドの業界通がRader Onlineに語っているそうだ。

 リース・ウィザースプーンやオーウェン・ウィルソンと共演した2010年度作品のロマンチック・コメディ『幸せの始まりは』以後、ジャックには新作出演がないが、米NBCニュースがジャックにコメントを求めたところ、代理人から今回の引退報道は「100%デマ」で「記憶障害でも認知症でもない」と回答があったそうだ。

 代理人の話だと、ジャックは現在も「積極的に(数々の作品の)台本を読んでおり、次回作となる企画に携わるのを楽しみにしています」。

 ジャックは『ファミリー・ツリー』(12)のアレクサンダー・ペイン監督の新作『Nebraska(原題)』やロバート・ダウニー・Jr.主演のコメディ・ドラマ『The Judge(原題)』への出演を断ったとされており、そんなことも引退報道に拍車をかけることになったようだが、ジャックほどの大物になれば、作品選びもバケーション期間も好きに選べるだろう。
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