人気海外ドラマ『glee/グリー』シーズン4のDVD(11月2日リリース)のプロモーションのため、マイク・チャン役のハリー・シャム・Jrが来日し、11日、都内で記者会見を行った。同ドラマの公式キャストでは初来日となる。


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 『glee/グリー』は、歌とダンスのチームパフォーマンスに打ち込む「グリー部」を舞台とする青春ミュージックドラマ。グリー部のトップダンサーであるマイク・チャン役を演じるハリーは、俳優だけでなく、ビヨンセ、マライア・キャリー、ジェニファー・ロペス、ジェシカ・シンプソンのリードダンサーを務め、振付師としても活躍。映画・CMにも多数出演する人気スター。

 BGMに乗ってリズムを取りながら姿を現したハリー。「ここに来ることができてうれしく思っています。初来日なのですがとても嬉しい気持ちでいっぱいです」と挨拶。日本の印象については「飛行機を降りてから、何て綺麗なのだろうと思いました。道を歩いていても素晴らしいなと思います。日本人のみなさんもすごく親切ですし、日本の文化もすばらしいと聞いていますので、早く街の中を歩き回って日本を堪能したいです」と語った。

 また、ハリーは7月にカナダで亡くなった『glee/グリー』出演者のコーリー・モンテースとの思い出に触れると、一番心に残っていることは「ダンスのデュオ」をした時のことを挙げた。コーリーはユーモアやジョークを交えて踊っていたが、「心を込めて100%踊る姿が彼らしくて、好きでした。そんな彼が見ていて微笑ましかったですし、素晴らしい人だと思いました。
ダンス的には素晴らしいナンバーになったと思います」と語った。

 マイクとしての役柄をどのように自分のものにしていったのかを尋ねられたハリーは、オーディションを受けた際は予備知識がなかったことを明かした。採用の連絡を受けてから、「はじめて、コーリーら他のキャストのメンバーと会いました。それからようやく、『君もグリークラブのメンバーだよ』と言われたのですが、それってどういう意味なのだろうと思いました。今後この役がどう発展していくのだろうということがまったくわからない状態から始まりました」と振り返った。「でも、シーズンを重ねるごとに、マイクの役もどんどん成長していきました。また、初めのころはこんなヒット作品になるとは思っていませんでした。アメリカだけではなく世界中でヒットして、日本に来ることもできましたので、とても嬉しく思っています」と笑顔を見せた。

 会見では、『glee/グリー』を応援するため、“和製ビヨンセ”を公言するお笑いタレント・渡辺直美が、『glee/グリー』の代表曲「ドント・ストップ・ビリーヴィン」(ジャーニー)に乗って登場する一幕もあった。特注サイズのチアリーダーコスチュームに身を包んで現れた渡辺は、「マジで緊張しているんですよ。グリーの人に会えるなんて」と感激の様子。ハリーから、“和製ビヨンセ”を見たいとリクエストされると、「Crazy in Love」(ビヨンセ)に乗って軽快(?)なダンスを披露した。


 ハリーは、「日本に来ることができて本当に嬉しく思っています。番組のサポーターともお会いすることができて嬉しいです。4年かけてやっと来ました。ありがとうございました」とメッセージを送った。

 『glee/グリー』シーズン4のDVDは、11月2日リリース。
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