クリスチャン・ベイルがハンサムな若き殺人鬼を快演し、ハリウッドに注目されるきっかけとなったサスペンス映画『アメリカン・サイコ』(01)の続編を米FXでドラマ化する企画が進んでいることが明らかになった。

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 ドラマ・シリーズ化が実現すれば、ブレット・イーストン・エリスの同名小説を基にした映画版の続編として、1980年代から現代に舞台を移し、快楽殺人を繰り返していたパトリック・ベイトマンが中年になり、自分の後を継ぐ弟子を育てるというストーリーになると、The Wrapは伝えている。


 デンマークの犯罪捜査ドラマ『ゾウズ・フー・キル 殺意の深層』で脚本を手掛けたステファン・ジャウォースキーがテレビ版の脚本を書き下ろすほか、『ミッシングID』(12)のアリソン・シェアマーと『ウォール・ストリート』(11)のエドワード・R・プレスマンと共にプロデュースする予定だ。

 映画版は、27歳でニューヨークの一流企業の副社長というエリートのパトリック・ベイトマン(クリスチャン)は悠々自適な生活を送り、美しい婚約者がいる一方で、闇の部分を隠し持ち、衝動に駆られて夜な夜な殺人を犯していくというストーリー。

 パイロット版の製作時期や配役などは未定。
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