10月9日より待望の新シリーズがスタートするドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系/毎週水曜22時~22時54分)。先日、堺雅人演じる古美門研介と新垣結衣演じる黛真知子の最強凸凹コンビと対峙する弁護士の羽生晴樹を岡田将生が演じることが明らかとなり、作品への期待感がますます高まる中、待望の新キャストが続々と発表された。


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 新レギュラーとなるのは、今年1月に第2子を出産後、初めての連続ドラマ出演となる小雪。小雪が演じるのは、会社社長・徳永光一郎を毒殺し、保険金5000万円を受け取った罪で、一審で死刑判決を受け、拘置所に収監されている安藤貴和役。2度の離婚歴、さらには2人の元夫は共に死亡しており、高額な保険金を受け取っていることから“世紀の悪女”として話題に。そんな貴和は、金さえ積めばどんな裁判にも必ず勝つ弁護士の噂を聞き、古美門に弁護を依頼する。

  作品について小雪は、「いろいろな意味でとんでもない作品だと思います(笑)。スピード感があり言葉遊びも面白い。堺さんのキャラクターも魅力的です。多くの賞もいただいているようで、それだけ人々の心に残っているドラマだと思います」と語った。また、8年ぶりの共演となる堺については、「堺さんは本当に優しい方で、『エンジン』以来の久々の共演が今から楽しみで仕方ありません」とコメント。新垣との初共演も楽しみにしているようだ。

 さらに、10月9日放送の第1話に松平健がスペシャルゲストとして登場。松平が演じるのは、貴和の裁判を担当する主任検事・醍醐実。
醍醐は、「世の中にはびこるバイ菌をこの世からなくし浄化させる」ことを信念に、強い正義感で悪を徹底的に攻め、百戦錬磨の古美門さえ苦戦を強いられるベテラン検事。そのキャラクターとは裏腹に彼の周囲は常に冷え込み、咳込みながら「私は、長くは生きられそうにない」などと言うが至って健康体という、本作ならではの一風変わった設定。

 松平は、「台本を読み、非常に面白くテンポがある作品だと思いました。初めての検事役はとても個性的でやりがいのある設定。今から楽しみです」とコメント。初共演となる堺に対しては、「一言でいえば好青年。とても清潔感があり真面目そうな印象を受けました」と好印象であることを明かした。

 そのほか、黒木華と古舘寛治のレギュラー出演が決定。黒木は、大学在学中に野田秀樹の演劇ワークショップに参加し、NODA・MAPの公演でデビューした若手注目女優。古舘は、映画、ドラマ、舞台などで個性的な役柄を演じる実力派。黒木演じる本田ジェーンと古舘演じる磯貝邦光は、羽生が立ち上げた弁護士事務所「NEXUS」に所属する弁護士で、羽生と一緒に古美門と法廷で対決することとなる。

 黒木は、「前作を見ていて好きだったので凄く嬉しかったと同時に、あの強烈なキャラクターたちの世界に自分が入れるろうかと少し心配になりました」と語るも、「古美門事務所の方々に負けないよう、楽しみながら色々とチャレンジしたい」と意気込んだ。


 古舘は出演が決まったときの感想を、「えーーーーーっ!」と表現。「展開が面白いし、現代社会を象徴する価値観を肯定するのか否定するのか分からない表現が非常に現代的」とドラマの魅力を語る姿に並々ならない意欲を感じさせた。

 新キャストの出演も楽しみな『リーガルハイ』は、フジテレビ系にて10月9日22時より放送開始。
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