驚異的な視聴率を記録した韓国ドラマ『ジャイアント』のスタッフ&キャストが再集結した『サラリーマン楚漢志<チョハンジ>』。視聴率30%超えを記録し、日本で大ブームを巻き起こしている『半沢直樹』を彷彿とさせるサラリーマンのサクセスストーリーが、遂にDVD化され10月16日にリリースされる。


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 主人公は、韓国版・半沢直樹ともいえるサラリーマンのユ・バン。世界初となる不老不死の新薬を巡る企業間闘争の中で、競争、裏切り、陰謀を乗りこえ、無職から徐々に成功者へと這い上がる姿を描いている。「倍返しだっ!」という決め台詞はないが、「ハハハハハ」という決め笑いで勢いをつけるところや、女に弱いところも似ている。演じるのは、堺雅人同様、コミカルな演技にも定評のある実力派俳優イ・ボムス。“高視聴率メーカー”の異名を持つほどで、本作では韓国国民を魅了し、放送延長という現象まで起こした。

 そんなイ・ボムスは「中国の歴史小説『楚漢志(チョハンジ)』を現代企業の競争、争奪に背景を変えてコミカルなタッチで描いていることが興味深かった。何よりも『ジャイアント』のチームだったので、迷うことなく出演を決めた」と、出演に至る経緯を教えてくれた。

 また、「誰もが胸の奥には正直で率直で素直な一面を持っている。僕もそんな面が多かれ、少なかれあると思う。ユ・バンの魅力は頑ななほど正直で、正義感が強いところ。あえて(自分との)違いを見つけるなら、ユ・バンはバカが付くほど正直だけど、僕はバカではないところ(笑)」と、自身と役との共通点や違いを語った。

 最後に「(本作は)コミカルですが、一人の男のサクセスストーリーでもあり、夢、成功、挑戦というものについて楽しく考えられるドラマだと思います。
もう少し自慢すると、緊張感があり、展開がスピーディーで、どんでん返しがあるので、そのあたりも喜んでいただけると思います」と、日本のファンにメッセージを送った。

 現在、YOUTUBEにて第1話を2014年1月15日まで無料限定公開中。本作が韓国でヒットした理由や、『半沢直樹』との共通点や違いを探すなど、それぞれの視点で楽しんでみてはどうだろうか。

 『サラリーマン楚漢志<チョハンジ>』DVDコレクターズ・ボックス1(1万6800円/税込)は10月16日発売。同日Vol.1~6レンタル開始。DVDコレクターズ・ボックス2(1万6800円/税込)は11月6日発売。同日Vol.7~11レンタル開始。各ボックス初回限定特典としてオリジナル大判ポストカード6枚セット、封入特典として16ページにわたるオリジナル・ブックレット付き。
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