俳優の堺雅人が3日、都内で行われたフジテレビ系主演ドラマ『リーガルハイ』の完成披露試写会に新垣結衣、KAT‐TUNの田口淳之介が出席。また、今期から新たに出演が決まった、岡田将生と第1話にスペシャルゲストとして登場する松平健も出席した。


【関連】フジテレビ『リーガルハイ』完成披露試写会&舞台挨拶の模様 フォトギャラリー

 記録的視聴率を記録したTBS系連続ドラマ『半沢直樹』出演後初の連ドラ主演となった堺は「銀行員時代に培ったすべてを、これですべて台無しにしたいと思います」と自虐的に宣言するも、岡田からは「堺さんの勢いに乗っかって、『やられたらやり返す』を言ってみたい」と羨望の眼差し。ドラマは『半沢直樹』を意識したような演出やセリフもあるそうだが、堺は「監督は『半沢直樹』を一度も見ていないと言っていました」と便乗を否定するも、田口から「え? 映像見ていましたけど」と覆されると「それは言っちゃダメなやつだろ」と大慌てだった。

 2012年4月期に放送され、放送批評懇談会が選定する第50回ギャラクシー賞をはじめ、数多くのテレビ賞を受賞した人気リーガル・コメディ待望の続編。偏屈で毒舌だが敏腕弁護士の古美門研介(堺)と、社会正義の使命に燃える生真面目弁護士・黛(新垣)のコンビが、ゆとり世代の弁護士・羽生(岡田)と熾烈な法廷バトルを繰り広げていく。第1話では、安藤貴和(小雪)の事件を担当する主任検事の醍醐実役として松平健が出演するが、死期が迫っていると言いながらも、いたって健康体という異質キャラを演じる。

 堺は「続編なのでマンネリにならないよう、楽をしないように頑張ろうと思ったけれど、本が面白くて、新たな人間関係も増えて、新作ドラマと言ってもいいくらい」と太鼓判で「ならば僕らくらいはマンネリでもいいのでは? と新垣さんと相談しました。全力を尽くすとか、創意工夫からは遠い現状維持でやっています。省エネです」とニヤリ。それでも新垣から「省エネとおっしゃっていますけど、凄いですからね」とその姿を明かされると「役柄以外では必要以上に頑張らない。本番が終わったら、喋らず、笑顔を見せず、脈拍を90くらいにキープしています。だって疲れるから」と『半沢直樹』以上の熱演を匂わせた。

 フジテレビ系連続ドラマ『リーガルハイ』は10月9日22時スタート。
編集部おすすめ