漫画家・山内秦延氏によるシリーズ累計230万部突破の人気コミックを完全実写化した映画『男子高校生の日常』で、非・モテ男子3人組の内の2人を演じたのが若手俳優の野村周平と吉沢亮だ。
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男子校に通う仲良し3人組みのタダクニ(菅田将暉)、ヨシタケ(野村)、ヒデノリ(吉沢)はいつもタダクニの部屋にたむろしては、くだらない会話の数々で青春を謳歌していた。
部屋にたむろしながら中身のない、しかし男子高校生たちにとっては重要な会話に花を咲かせる3人の姿からは、芝居の領域を超えた現実感が漂う。野村は「特に亮とは年齢も同じだし、同じ事務所の同期なんですよ。しかも2009年のアミューズ全国オーディションのときから一緒の仲間。映画での共演は初めてだけれど、すんなり溶け込むことができたし、芝居をするのが面白かった」とその理由を説明する。一方、吉沢は「演技を通して、周平ってこんな感じなんだって発見のようなものがありましたね。オーディションのときはオラオラ系でツンツンしていたイメージだったけれど、大人になったなと思った」と笑いながら野村の成長に感慨深げ。
すると野村は「オーディションでグランプリをとった時期は子供だったし、まだ何も考えていなかったからね」と苦笑いしつつ「でも亮は今とまったく変わらず、年中モテキという感じ。モテキに四季がないんだから凄いよね」と色男ぶりを証言する。吉沢の「俺はモテません。本当にモテないから」という否定をよそに野村は「いい加減に認めてほしい。
劇中では女子が上位のポジションにあり、男子たちはまるで怯える小動物のよう。野村が「実際に撮影現場では男子と女子の間に壁があるような感じでしたね。自分たちに度胸がなくて女子に近づくことができなかったのか、それとも彼女たちが男嫌いか、そのうちのどちらかでしょう」と被害妄想的に振り返ると、吉沢も「女子って怖いですよね。
劇中のキャラクターがそのまま飛び出してきたかのような2人の姿。しかしこの映画には、彼ら以上に非・モテ思考を持つモンスターがいた。男子校出身の松居大悟監督である。野村は「松居監督はちょっとイケメンとか、ちょっとモテそうな奴が大嫌い。僕らのことを小バカにしてくるし、本番でOKと言われたので、感想を聞きに行ったら『完全にスベっていたけどね』と言われました」と松居監督の大人気ない嫉妬を回想。吉沢も「僕らに見せてくれる監督の演技が面白すぎて、自分でやった方がいいのでは? と思うくらいのクオリティ。その演技をいかに超えるかが難しかったですね。なんだか男子高校時代の復讐を僕らにしているみたいだった」と楽しくも怖い現場の様子を明かしてくれた。
映画『男子高校生の日常』は10月12日より全国公開。
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男子校に通う仲良し3人組みのタダクニ(菅田将暉)、ヨシタケ(野村)、ヒデノリ(吉沢)はいつもタダクニの部屋にたむろしては、くだらない会話の数々で青春を謳歌していた。
そんなある日、タダクニたちの学校で女子校との共催文化祭が行なわれることが決定。舞い上がりながらも期待に胸を膨らませる3人だったが……。
部屋にたむろしながら中身のない、しかし男子高校生たちにとっては重要な会話に花を咲かせる3人の姿からは、芝居の領域を超えた現実感が漂う。野村は「特に亮とは年齢も同じだし、同じ事務所の同期なんですよ。しかも2009年のアミューズ全国オーディションのときから一緒の仲間。映画での共演は初めてだけれど、すんなり溶け込むことができたし、芝居をするのが面白かった」とその理由を説明する。一方、吉沢は「演技を通して、周平ってこんな感じなんだって発見のようなものがありましたね。オーディションのときはオラオラ系でツンツンしていたイメージだったけれど、大人になったなと思った」と笑いながら野村の成長に感慨深げ。
すると野村は「オーディションでグランプリをとった時期は子供だったし、まだ何も考えていなかったからね」と苦笑いしつつ「でも亮は今とまったく変わらず、年中モテキという感じ。モテキに四季がないんだから凄いよね」と色男ぶりを証言する。吉沢の「俺はモテません。本当にモテないから」という否定をよそに野村は「いい加減に認めてほしい。
実際にどうなの?」と質問攻め。しぶしぶ吉沢は「確かに中学校時代はモテていたかもしれない。バスケ部の部長だったし、学校の行事でも目立つポジションにいたからね」と認めつつも「でも高校時代はまったく。今も女子とは絡みがないし、全然モテないんですよ」とガックリ肩を落とす。 それでは野村はどうなのか?「バレンタイン・デーはお母さんが作ってくれるチョコケーキで終わりでした。本当に美味かった」と静かに語りだしたかと思うと「そもそもなぜ女子は義理チョコという概念を作ってしまったのか? チョコを男子に渡すならば、本気で渡してほしい。男子がいかにホワイト・デーを本気で悩み、考えているのかを女子は理解しているのだろうか? 女子が女子にチョコを渡すという新たな方法もやめてほしい」と世の女子に問題提起。熱弁する野村の横で、吉沢も「確かにそうだ」と深く頷く。そんな2人の光景はまさに『男子高校生の日常』そのものに見えた。
劇中では女子が上位のポジションにあり、男子たちはまるで怯える小動物のよう。野村が「実際に撮影現場では男子と女子の間に壁があるような感じでしたね。自分たちに度胸がなくて女子に近づくことができなかったのか、それとも彼女たちが男嫌いか、そのうちのどちらかでしょう」と被害妄想的に振り返ると、吉沢も「女子って怖いですよね。
女子校にも荒れているイメージを持っています。トイレ以外は男子校の方が綺麗なのでは?」と劇中の非・モテ男子3人組のような言い分を聞かせてくれた。
劇中のキャラクターがそのまま飛び出してきたかのような2人の姿。しかしこの映画には、彼ら以上に非・モテ思考を持つモンスターがいた。男子校出身の松居大悟監督である。野村は「松居監督はちょっとイケメンとか、ちょっとモテそうな奴が大嫌い。僕らのことを小バカにしてくるし、本番でOKと言われたので、感想を聞きに行ったら『完全にスベっていたけどね』と言われました」と松居監督の大人気ない嫉妬を回想。吉沢も「僕らに見せてくれる監督の演技が面白すぎて、自分でやった方がいいのでは? と思うくらいのクオリティ。その演技をいかに超えるかが難しかったですね。なんだか男子高校時代の復讐を僕らにしているみたいだった」と楽しくも怖い現場の様子を明かしてくれた。
映画『男子高校生の日常』は10月12日より全国公開。
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