今年で初放送から10周年を迎えた人気海外青春ドラマ『The OC』のヒロイン=マリッサ役で人気若手スターの仲間入りをしたミーシャ・バートンが、過去に起こした一連の騒動を振り返り当時の心境を初めて語ったという。

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 子役時代から『シックス・センス』(99)などに出演し、『The OC』でブレイクした後はシーズン3でドラマを降板。
再び映画へと活躍の場を移したものの、ヒット作に恵まれず、次第に演技ではなく乱れた私生活でマスコミを賑わすようになったミーシャだが、そんな当時を振り返り、米「People」誌に「私たち、“よく働き、よく遊べ”と思ったのよ」と当時仲の良かったニコール・リッチーやリンジー・ローハンらとのパーティー三昧の日々について語った。
 
 「周囲に何でも可能にできちゃう人が大勢いて、何でもさせてもらえる状況だった」。

 ミーシャは2007年に無免許の飲酒運転で逮捕され、2009年には精神科へ強制入院させられるなど、私生活が荒れた原因に、有名になったプレッシャーに対する心構えができていなかったことを挙げているようだ。「完全に崩壊状態だったわ。ものすごいプレッシャーにさらされていた」。

 強制入院の後に生活を改め、体重が増えたら増えたで「激太り」と騒がれたミーシャ。「いつもこんな調子だった。『彼女は痩せすぎだ。病気に違いない』と騒がれたかと思えば、今度は『太りすぎだ』ってね。何をどうしてもちょうどいい体重と思われることはなかった」。

 抗うつ剤を服用し気を失ったミーシャは自殺する危険があるとして強制入院に至ったが、「自殺しようとしたことはない」と語っているという。「仕事のしすぎで気が滅入っていたの。
それで薬を服用したらあの状況に陥ってしまった」。

 『The OC』が始まった当初17歳だったミーシャも現在は27歳。8月にはイギリス人俳優セバスチャン・ナップとの破局が報じられたが、色々な経験を重ね、多くの事を学び、以前よりも精神面が強くなったと実感しているそうだ。
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