女優の黒川智花が、8日、東京・麻布消防署で一日消防署長を務め、六本木ヒルズハリウッドプラザビルで大規模な消防演習にも参加した。

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 9日から始まる秋の火災予防運動を前に行われた消防演習では、「思ったよりも高くて、ヒヤヒヤしました」というハシゴ車のバスケットに乗って一斉放水を指示。


 その後には、署長感謝状が贈られ、来場者及び地域住民に防火防災を呼びかけた黒川。消防署長を務めた感想を、「本日は訓練に参加させていただき、皆さんの力強いパワーにとても感動しました。私自身も災害に気を付けていきたいと改めて感じました。演習はすごくリアルで、もしこんなことが起きてしまったらパニックになってしまいそうで、しっかり対策していきたいです」と話した。

 偶然にも消防署務めの父親から「今日は緊張すると思うけど、元気良く大きな声で頑張ってきてね」と言われたことを明かしたが、「父は私が署長になるとは思ってもいなかったと思うので、誰よりも喜んでくれていました。私も親孝行できたかなという気持ちがあります」と笑顔。また、父親から「声の出し方について、『本当の災害のときを思ってビシッときめてきなさい』と言われました。敬礼の練習も一緒にしました」とアドバイスを受けたことも話し、凛とした敬礼を披露した。

 初めて消防関係の衣装を身に着けたが、「サイズも合わせていただいてしっくりきて、テンションが上がっています。いつ消防関係の仕事が来てもバッチリですね」と、期待を込めた。

 最後に、「父からいつも『火の元や災害に気を付けなさい』と言われていたので、今日自分でもみなさんに気を付けましょうと呼びかけられて良かったと思います」と、一日消防署長らしくコメントした。
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