『テラスハウス』は成長できる場！出演者が語る「リアルとテレビのタイムラグ」

　フジテレビ系『テラスハウス』に出演中の菅谷哲也（俳優志望）、宮城大樹（保育士志望）、筧美和子（グラビアアイドル）、住岡梨奈（ミュージシャン）、今井洋介（写真家）、永谷真絵（ミュージシャン）の6人が集まり、19日、囲み取材が行われた。

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　『テラスハウス』は、一つ屋根の下での複数の若い男女の共同生活に迫った青春密着リアリティー番組。青春、友情、恋愛、夢、嫉妬や挫折といった、リアリティ番組ならではのさまざまなドラマを描き出している。特に、10代～20代の若者に人気を集めており、YOUTUBEで配信中のスペシャル動画も、総再生回数が7500万回を越えている。昨年10月の放送から1年経ち、共同生活の場も引っ越しし、視聴者からも「こんな家に住んでみたい」と好評だ。

　この番組に出演することになった6人にはどのような変化があったのか。永谷は「歌を聴いてもらえるようになった。どんなに雑誌やネットなどに出たとしてもテレビの10秒に勝るものはない」と応え、住岡は「 “リナティ”って知らない人から声をかけてくれる人が増えた。自分をより知ってもらえている気がする。ツイッターなんかをやっても、リプライの量がすごい」とテレビ出演の反響を肌で実感しているようだった。

　現在は、『めざましテレビ』のココ調リポーター(毎週木曜)としても活躍中の筧は「話の流れでカットされてたりすることがある。番組を見ながら『そういう意味じゃないけど』って言いたくなるけど、数時間後には『まあいっか！』ってなっちゃう」と笑顔。今井は「撮影と放送の間にタイムラグがある。放送があるとTwitterなどの反応でわーってなったりして、俺らから見たら、現実という世界が、今までと違う次元のものになっている。不思議な感覚」と説明した。宮城は「めっちゃ成長できると思います。私生活のダメだしを多くもらうようになった。普通に生活していたら、こんなことはないと思う。気付いてくれる人がいっぱいいる」と話しつつ、「今、俺、すげえいいこと言ったなあ」と照れ笑いをしていた。

　現メンバー内では、唯一初期から在籍している菅谷は、番組開始当初は消防士を目指していたが、現在では俳優の卵。現在公開中の映画『ハダカの美奈子』にも出演しているが、卒業について「人として自信がついたら、卒業しようと思っている。でも、そのために出なきゃいけないのかなあ…」とこぼしていた。

『テラスハウス』は、フジテレビ系にて毎週月曜23時から絶賛放送中。