綾瀬はるか、松坂桃李が初共演を果たす映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- 』が、日本映画史上初となるルーヴル美術館にてロケを敢行し、芸術の都・パリにてクランクアップを迎えた。

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 本作は、累計330万部の超人気ミステリー『万能鑑定士Qの事件簿』シリーズの“待望の初映画化”。
驚異的な鑑定眼とロジカルシンキング(論理的思考)を駆使して、難事件を解決するスーパーヒロイン・凜田莉子に綾瀬はるか。その莉子と共に事件の謎を追う、入社5年目の雑誌編集者・小笠原に松坂桃李というフレッシュな2人が初共演を果たす。

 日本とフランスを舞台に、「モナ・リザ」の盗難をめぐる陰謀などスケールの大きなサスペンスを描く本作。日本映画史上初となるルーヴル美術館でのロケのほか、凱旋門やオペラ座前、芸術橋、ポンヌフ橋、ホテルロウゾンで撮影が行われた。また、ルーヴル美術館での本格的な撮影は、『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)以来とのこと。

 パリでクランクアップを迎えた綾瀬は「あっという間の撮影期間でした。終わったんですよね? いつの間に? というくらい。そして、終わってしまって寂しいです。ただ、パリでクランクアップしたことやルーヴル美術館で撮影が出来て、とても貴重な時間を過ごせました」とコメント。また「本物の『モナ・リザ』を見ることが出来たのが良かったです。本物の『モナ・リザ』は少しトーンが落ちているように見えました。飾られている場所は別格で、やはり特別な絵なんだと感じられました」と感慨深い様子。


 綾瀬同様、松坂も「今日がアップという実感がなく、終わった感じがしないです。まだ明日も撮影があるのではと思うくらいです。非常に楽しい現場でした」と明かす。初共演となった綾瀬については「透明感がありすぎて、どこにいるのか分からないくらい(笑)。非常にしなやかな方だと思います。人を良く見ているし、ちゃんと物事を考えていながら、それを表面には見せないしなやかさがあるなと感じました」と印象を語った。

 『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳- 』は、2014年5月31日より全国公開予定。
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