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その年の最終号で映画、TV、音楽、本、舞台それぞれのベスト10を選ぶのが恒例となっているアメリカの芸能誌エンターテイメント・ウィークリーで、作家のスティーヴン・キングは『ブラックリスト』をマイベストセレクト10に選出した。本誌で「その理由ほとんどはジェームズ・スペイダーにある」とコメントし、「彼は、ペンタゴンのことを『五角形のたこつぼ』と呼ぶなど最高の台詞を言う」と絶賛。「FBIプロファイラー役のエリザベス・キーンも彼の相手役をしっかり務めている。それに、彼女すごく綺麗じゃないか! 話も超高速で進んで、懐かしのドラマ『0011ナポレオン・ソロ』と比べるぐらいの価値があるドラマだ」と本作を高く評価している。
この号の「Great Performances(素晴らしい演技)」を披露した俳優にも選ばれたスペイダーは「この番組は素晴らしい“ごっこ遊び”のようなもの。どうなるかわからないような事をいちかばちかやってみるみたいなところがあるからね」と本作について語り、役のレッドについては「凄く危険なヤツ。他の人間たちが居心地悪く感じるような世界で、完全にゆったりとくつろげてしまう謎めいた人柄が僕は大いに気に入っている」とコメントを寄せている。
また、米TVガイド誌も『ブラックリスト』の人気の理由を分析。これまでに3つのエミー賞主演男優賞を受賞した実力派のスペイダーが徹底した役作りで犯罪コンシェルジュ・レッドを演じ切っていること、登場する悪役たちが揃いも揃って悪夢のような犯罪者ばかりであることが本作の魅力と紹介。また、一話完結型ストーリーに加え、レッドとキーンの不可解な関係がシーズンを通して大きな謎となっていることや、視聴者の予想を小気味よく裏切るストーリー展開も人気の理由として、計10の理由を挙げている。
アメリカではシーズン2製作も決定し、圧倒的人気を誇る本作。日本では、2014年1月28日より海外ドラマ専門チャンネル『スーパー!ドラマTV』にて独占日本初放送。