新ドラマ『緊急取調室』(今月9日スタート、毎週木曜21時)の制作記者会見が6日、テレビ朝日で開かれ、主演を務める「女が選ぶ"イイ女"ランキングの女王」天海祐希をはじめ、共演の田中哲司速水もこみち鈴木浩介篠井英介草刈正雄でんでん大杉漣小日向文世と、脚本家の井上由美子の総勢10名が登壇。2014年のスタートを切る本作について語るとともに、正月らしく皆で餅つきを行った。


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 これまでにも『離婚弁護士』『BOSS』などで強い女を颯爽と演じてきた天海だが、本作では役作りのためにと髪を20センチもばっさりカット。ひとクセもふたクセもあるベテラン男性取締官や被疑者に囲まれながら、「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」で一点、奮闘する取調官・真壁有希子に挑む。

 現場はいたって和気あいあいとしたものだったようで、時には仲が良すぎることもあったとか。そんなときには天海がまるで生徒を叱る先生のように、「はい、本番回りますヨ! 回ってる!!」と、一向にお喋りの止まらないキントリ班に喝を入れることが多々あったとか。

 それに対し大杉は「天海さんに怒られたいんです。天海さん、普段は僕のこと、漣さんって呼ぶんですけど、怒るときは"漣クン!"って呼んでくれるんです。だから、喋ってました」と告白。だが、この中でこの人だけには取調べを受けたくないという人は誰かという質問に際しては、全員が一斉に天海を指さす一幕も。

 「コワいからですか? まぁ、私自身、私は嫌だからな」と漏らす天海に、でんでんが「いえいえ、あまりにもキレイすぎて、いろいろ喋っちゃいそうだから」と大杉に続いてオヤジ発言。まるでコメディのように笑い溢れる会見だったが、本編では密室での緊迫したやりとりが展開。早くも手ごたえを感じている様子の天海は、「できれば、私たち次(第2弾)もやりたいと思っております!」と抱負を述べた。

 天海演じる叩き上げの女刑事・真壁が、専門チームのメンバーとともに被疑者と密室で心理戦を繰り広げる本ドラマ。
真壁が所属する「緊急事案対応取調班(通称キントリ)」が取り調べを行うのは、可視化設備の整った特別取調室で、新タイプの刑事ドラマに期待がかかる。

 『緊急取調室』は、テレビ朝日系にて1月9日21時より放送開始(初回は15分拡)。
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