元子役ハーレイ・J・オスメント、ファンとのQ＆Aで『シックス・センス』秘話を語る
子役の頃の面影がかすかに残る、現在のオスメント君。当時『シックス・センス』の撮影は恐くなかったと語った（C）AFLO 画像（1枚）
　大ヒット映画『シックス・センス』（99）の子役として一躍脚光を浴びた俳優ハーレイ・ジョエル・オスメントが、掲示板サイト「reddit」に登場。ファンからの質問に答えた。


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　ハーレイは現在、トビー・マグワイアやティム・ロビンスらと共にミニ・シリーズ『The Spoils of Babylon（原題）』に出演中。そのプロモーションの一環で、マドンナやベネディクト・カンバーバッチらも参加した「reddit」のAMA （Ask Me Anything）」（「何でも聞いて」の意）コーナーに登場し、ファンと交流した。

　ファンからの質問で『シックス・センス』の撮影中に悪夢を見たかと訊かれたハーレイ。「ホラー映画の製作過程を見ていると、（悪い意味ではなく）どこか感覚が薄れてくるから、恐くなって撮影ができなくなるということはなかった」と回答。同作にはハーレイが病院の窓から別の棟を見ると、その棟の全ての窓から悲惨な姿になった死者が見えるというシーンがあったがカットされたという。俳優たちが特殊メイクを施されているところを見ていたので、そのシーンの撮影も恐くなかったそうだ。

　また共演したブルース・ウィリスについては、「ブルースはまさに男の中の男という感じだった」とハーレイ。「共演者としても素晴らしい人だった。共演時に自分がもう少し大人だったらよかったなと思った。週末になるとフィラデルフィアのコンベンションセンターで、ブルースがDJになってスタッフと盛大にパーティーしてたんだ」と、当時を振り返っている。

　子役として名声を手にしたハーレイだったが、両親のおかげで比較的普通の子供時代を送れたという。「舞台役者だった父の影響で、ショービジネスの“ハリウッド”的な面よりも仕事に集中できた」ために、ハリウッドの子役スターに起きやすい“転落”を避けることができたそうだ。


　2011年にニューヨーク大学を卒業したハーレイは本格的に仕事に復帰。このQ＆Aセッションの前にツイッターのアカウントを開設したそうで、これから再び露出が増えてきそうだ。
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