映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(14)後に俳優業休業宣言をしたレオナルド・ディカプリオ。ダニエル・キイスのベストセラー・ノンフィクション『24人のビリー・ミリガン』で知られる実在の多重人格者で連続レイプ犯のビリー・ミリガンを演じるそうだ。


【関連】「第87回アカデミー賞」フォト特集、豪華俳優&女優陣が続々登場

 The Hollywood Reporterによると、レオは1997年以来、約20年近くにわたりビリー・ミリガンを演じることに興味を示してきたとのことで、ついに念願がかなうことになる。レオ率いる製作会社アピアン・ウェイがニュー・リージェンシーと共同製作することになり、レオは主演のほか、プロデューサーとしても名を連ねるという。

 『The Crowded Room』との原題が付いた本作は、1981年に出版されたキイスのノンフィクションをベースにするという。1977年当時、22歳の時に強盗&連続レイプ犯として逮捕されたビリー・ミリガンが、24人の異なる人格を有する多重人格者だったことが判明。ビリーの弁護側は罪を犯したのはビリーではなく、ほかの人格だったと主張し、ビリーの裁判は大きな注目を集めたのだった。

 脚本は映画『ラッキーナンバー7』(07)のジェイソン・スマイロヴィックと、海外ドラマ『キッドナップ』のトッド・カッツバーグが執筆する。以前に本作の企画が持ち上がった時は、ジェームズ・キャメロンの名前が監督候補として挙がっていたそうだが、現在は白紙になっている可能性が高く、誰がメガホンを握るのか注目だ。
編集部おすすめ