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原作は、江戸川乱歩賞を受賞した赤井三尋のデビュー小説。ある大病院で新生児誘拐事件が発生。犯人は、両親ではなく病院の院長に身代金を要求する。しかし大金を手にした後、犯人は警察の追跡中に事故死。そして、新生児が見つかることはなかった…。それから20年後、大手新聞社・東西新聞にこの誘拐事件の犯人の娘が内定し、物語は新たな展開へと進む…。
監督は『SP』シリーズを手掛けた波多野貴文が務め、過去と現在が交錯しながら真相に迫っていくノンストップサスペンスを緊張感溢れるダイナミックな映像でじっくり魅せていく。キャストには、渡部演じる主人公・梶秀和を支え続ける人事部長役に時任三郎、その息子で誘拐犯の娘と同じ大学に通う青年に映画・ドラマと出演が絶えない菅田将暉、そのほか、岩松了、滝藤賢一、佐藤B作、嶋田久作など、個性豊かな実力派が揃う。
渡部は出演にあたり「映画ファンの方々に観て頂いているので、さらに高尚な作品にしなければと、気持ちを引き締めて挑んでいます」とWOWOW製作ドラマならではのやりがいに意気込み。また「人間の心の襞や哀しみ、欲望などが随所に描かれています。重厚な作品をお見せしたい」と作品をアピールしている。
連続ドラマW『翳りゆく夏』は2015年1月18日より、毎週日曜22時放送。