米ソニー・ピクチャーズとマーベルによって、アンドリュー・ガーフィールドに代わる新スパイダーマンの選考が進められていたが、有力候補に挙がっていた映画『インポッシブル』(13)のトム・ホランドに決まったと正式発表があった。

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 マーベルとソニー・ピクチャーズの共同声明ではトムの起用と共に、ホラー映画『クラウン』(15)のジョン・ワッツが監督を務めることが発表された。
最新作は2017年7月28日よりIMAXと3Dで全米公開される予定だ。スパイダーマンことピーター・パーカーが15~16歳の高校生という設定で、『キャプテン・アメリカ』最新作『Captain America: Civil War(原題)』に登場すると伝えられている。

 ソニー・ピクチャーズの映画部門会長トム・ロスマンは「スパイダーマン役について、我々は多くの素晴らしい若手俳優を見ましたが、トムのスクリーン・テストは格別でした」と、トムの起用に自信をうかがわせている。

 現在19歳のトムはナオミ・ワッツ共演の『インポッシブル』(13)以前に、スタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』の英語版で翔の声を担当。映画『わたしは生きていける』(14)に出演し、映画『リトル・ダンサー』(01)のミュージカル版では幼い頃のエリオット少年を演じた。2015年にはクリス・ヘムズワースとの共演作『白鯨のいた海』の公開が控えている。
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