石田スイによる人気コミックを原作とした舞台『東京喰種トーキョーグール』の公開ゲネプロが2日に行われ、主人公・金木役を演じる小越勇輝をはじめ、田畑亜弥、鈴木勝吾、宮崎秋人、浜田由梨、村田充、君沢ユウキが囲み取材に出席。再現度の高いビジュアルにマスコミ陣からも思わず「おお!」と驚きの声が上がった。


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 原作は、2011年から『週刊ヤングジャンプ』にて連載され、現在は『東京喰種トーキョーグール:re』のタイトルで連載中のダーク・ファンタジー。ヒトを喰わねば生きられない、“グール”の世界に足を踏み入れた青年の苦悩と葛藤を描く。
 
 小越は、「金木くんの大学生である普通の男の子の面、グールになったあとの悲劇を皆さんにお届けできたら」と難役への思いを語り、「2.5次元の舞台はたくさんあるけれど、また違った形の何かを皆さまにお届けしたい」と意気込みを告白。そして「原作の面白さも、僕たち生身の人間がやる面白さも、たくさん詰まっている」と舞台ならではの魅力アピールした。
 
 霧嶋董香役の田畑は、「プレッシャーもあった」と吐露し、「私たちの汗や涙、ヨダレなどいろいろなものを流しながら発するエネルギーを体感して、共有できるのは舞台ならではのもの」とニッコリ。ウタ役の村田も、人気作に挑む心境を「プレッシャーしかない」と話しつつ、稽古期間を経て「革新的な作品になった」との自信をみなぎらせる。
 
 「これまでも原作ものに出演してきた」という錦役の鈴木は、「原作を愛している方にも好きになってほしいし、舞台が好きな方にも『東京喰種』を愛してほしい。いろいろなコンテンツをつないでいけるような存在になりたい」と力強くコメント。それぞれが、初日を前に緊張と興奮の面持ちだった。
 
 舞台『東京喰種トーキョーグール』はAiiA 2.5 Theater TOKYOにて7月2日~8日、京都劇場にて7月18日~20日に上演。詳細は公式サイトまで。
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