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「ケーキも用意してあったら、さらにリラックスして話せるのに。ねぇ」と、井上の気さくな声掛けで始まった取材会。美和が大奥に入ることは史実に沿っているが、「どんな思いで入ったのだろうとすごく考えました」と振り返り、27話での内藤剛志演じる椋梨とのやりとりが大きかったと明かす。
「『お前は無力だ』と足蹴にされるんですけど、ずっと『家なき子』を見ていたので、内藤さんのいじわるな顔を見ていたら、安達祐実さんの気持ちでしたね。でも、あのときの『無力だ』という言葉と悔しさを心のバネに変えることで、私自身、大奥に入る決心がつきました」。
8月2日放送回には、大注目のシーンが登場。大沢たかお扮する伊之助への気持ちを、美和が吐露するのだ。試写を観た記者からも「言っちゃいましたね」との感想が出ると、「ね~! 男の人は気にならない場面かもしれないですけど、女の人は絶対に気になりますよね。ポロっと出ちゃったんでしょうね」と興奮気味に話した。
また大奥の撮影初日には気を「吸い取られる」感覚があったそうで、「とにかくキャストの “圧” が凄いんですよ。対峙して話すシーンではみなさん目を逸らさない。逸らしたら負けだと思いながらも、怖かったですね(笑)」と述懐。
『花燃ゆ』はNHK総合にて毎週日曜20時放送。