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本作は、寝てしまうと記憶が1日でリセットされてしまう“忘却探偵”の掟上今日子(おきてがみきょうこ)が、自身の特性のために、さまざまな難事件を1日で解決しようと奔走する姿と、切ない恋模様を描いたミステリー。
新垣は、白髪でメガネという個性的な主人公・掟上今日子を演じたが「探偵役は初めて」と目を輝かせると「状況説明などセリフ量も多いですが、キャラクターがひょうひょうとしていてポップさもあります。ミステリーですが、事件の内容もわかりやすいですし、年齢問わず気楽に見られるドラマだと思います」と作品をアピール。
一方、岡田演じる隠館厄介(かくしだてやくすけ)は、なぜか事件のたびに犯人に間違われてしまう“最も運が悪い男”。岡田は「台本がシンプルでわかりやすいし、僕の役はネガティブの中にポジティブがある。共感を持ってもらえるて愛されキャラになるように頑張ります」と気合十分。しかし「新垣さんからは、ついていない役柄が本当にピッタリだねって言われてしまって……。『岡田将生のイメージってそうなんだな』って思いました」と苦笑い。
岡田が役柄にピッタリだと感じた理由を「自虐を受け入れる感じとか、こんなにきれいなお顔なのにいじられる側だったりするので」と説明した新垣。しかし、そんな岡田のキャラが厄介と被っていたおかげで「とてもスムーズに(厄介という人物を)イメージできました。チャーミングですよね」とフォローしていた。 またこの日は、キャラクターイメージのまま総白髪のウィッグでインタビューに応じた新垣。
2人は、フジテレビ系の連続ドラマ『リーガルハイ』でも共演していたが、新垣は「地に足がついたお芝居をされている印象」と岡田を評すると、岡田も「すさまじい現場でも、颯爽として余裕を感じるし芝居もストレート。そういう姿が俳優として素敵です」と新垣の魅力を語る。
さらに、本作では2人の恋愛模様も見どころの一つとなっているが岡田は、「前回のドラマでは、僕は知らなかったのですが、男性が好きみたいな設定だったので、今回はやっと新垣さんに恋が出来るんです。本当の恋をちゃんとします!」と恋愛宣言。息がぴったりの2人が紡ぐ世界観に注目だ。(取材・文:磯部正和)
ドラマ『掟上今日子の備忘録』は日本テレビにて10月10日より毎週土曜21時放送。初回15分拡大。