2016年春から放送されるNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の出演者発表会見が6日に都内で開かれ、主演の高畑充希、そして新たに出演が決まった木村多江向井理川栄李奈ら全15名が登壇。高畑は豪華共演陣の前で、「座長と呼ばれたいです。
ドラマでヒロイン・主演は初めてなので、(自分が)真ん中で周りに人がいる感じが慣れなくて。キラキラできるよう頑張ります」と意気込みを語った。

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 高畑演じる小橋常子のモデルは、戦後に発刊された生活総合誌『暮しの手帖』創業者・大橋鎭子。11歳のときに病気で亡くした父親(とと)の代わりに、“中身はオヤジ”なヒロイン・常子が母親と妹二人を懸命に守る姿を描く。

 母・君子役の木村は「テレビで高畑さんを“この子、どこからきたんだろう”と気になって見ていました。今回一緒だと伺って、このためだったのかと勝手に運命を感じいました」と高畑への思い入れを明かす。これに対して高畑は「多江さんに運命を感じてると言われて、ちょっと舞い上がっています」と頬を紅潮させた。

 常子たち3姉妹の叔父・鉄郎役として登場する向井は、「久しぶりの朝ドラ出演なのでワクワクしていますが、今振り返ると大変な日々でしたので(笑)。座長をしっかり支えていけるよう頑張ります」と、2010年放送の『ゲゲゲの女房』以来の朝ドラに気合いが入っている様子。

 仕出し屋 「森田屋」の娘・富江役として、連続テレビ小説初出演となる川栄は「ご飯を作ったりするシーンがあるので、最近自炊するようにしてます」と、緊張した面持ちで語り、「昔は皮をむくのも包丁だったと思うので、むいてみたんですけど、結局実が残らなかったので、本番までに何とか頑張りたいと思います(笑)」と、役作りへの奮闘ぶりを明かす。

 このほか相楽樹杉咲花大地真央片岡鶴太郎大野拓朗秋野暢子ピエール瀧平岩紙阿部純子坂口健太郎片桐はいりも登壇。また、父役として西島秀俊の出演も決定している。


 NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』は2016年4月4日より放送。
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