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カンボジアで監督を務める新作『First They Killed My Father(原題)』を撮影中のアンジェリーナはAP通信とのインタビューで母親になる気が無かったことを明かした。
活動の一環でカンボジアに戻ったアンジェリーナ。「妙だった。私は絶対、子供が欲しくなかったし、妊娠したくなかった。子供の面倒を見たことは一度もなかったわ。母親としての自分を想像したことはなかった」と笑いながら当時を振り返ったという。しかし学校で子供達と遊んでいる時に心境の変化が訪れたそうだ。アンジェリーナは「自分の息子がこの国のどこかにいると急に鮮明に分かったの」と説明した。
2002年にマドックスを養子にしたアンジェリーナはその1年後、カンボジアにマドックスの名前を付けた財団を創設。以来、田園部における医療、教育、保護プロジェクトを支援しているという。1970年代にクメール・ルージュによる虐殺の恐怖を体験した生存者の実話をベースにした新作には、現在14歳になるマドックスも裏方として参加している。