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イギリスの名優イアン・マッケランが93歳の名探偵ホームズに扮した映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』。この作品で描かれているホームズは、誰もが予想しないような観察力と行動力で難事件をバリバリ解決していく敏腕名探偵ではなく、記憶障害と老いに苦しむ老人だ。そんな探偵を引退した彼が、唯一心残りとなっていた未解決事件に挑むのだが、その行動の大きな原動力となったのが家政婦の息子ロジャー。
好奇心旺盛で推理力にも長けている10歳のロジャーは、知力・体力共に自信を失っているホームズに活力を与える。ホームズのパートナーと言えば「ジョン・H・ワトスン」であるが、本作ではワトスンは既にこの世を去っており、コナンドイル作品に登場する知り合いは誰もいなくなっている。そんな中で、ホームズは80歳以上も年が離れたロジャー少年と出会い、多くのことに気付かされていく。それは老いによる面も大きいが、かつて名探偵と言われていたホームズでは気付けなかったこと。それをたった10歳の少年が気付かせてくれたのだ。結果的にロジャーから得たヒントが元となり難事件解決の糸口が見つかっていくのだが、これまで感じることができなかったホームズの人間臭さを感じることができ、1つ1つの行動に感銘を受ける。ホームズ像を覆す見どころの多い作品だ。
スタジオ創設30周年のメモリアルイヤーで『アーロと少年』が公開中のディズニー・ピクサー作品にも年の差コンビが活躍する物語がある。『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)だ。最愛の妻に先立たれたカールじいさんは、思い出いっぱいの我が家の立ち退き要求に反抗し、風船で家を飛ばしてしまうという壮大な冒険に出る。「もう誰にも邪魔されないぞ」と覚悟の旅のはずだったが、そこには謎の少年ラッセルがいた…。他人を受け入れなくなってしまった老人と純粋な少年との交流は見ている人にいろいろな“気付き”を与えてくれる。 最後に紹介する「年の差バディ映画」は『ヴィンセントが教えてくれたこと』(15)。ビル・マーレイ演じるヴィンセントは、借金だらけでギャンブル好き、人のものまで盗んでしまう誰がみても“ダメおやじ”と指をさしたくなるような破天荒ぶり。そんな彼が、ひょんなことから隣に住む12歳の少年オリバーの面倒をみることになる。しかもその少年が“いじめられっ子”というベタといえばベタな設定なのだが、二人の心の通わせ方が絶妙。お互いの奥にある優しさが、相手の心に刺さったトゲを抜き癒していくさまは、年齢に関係ない人とのつながりの大切さを痛感させてくれる。
テレビや雑誌を見ていると「ゆとり世代」「さとり世代」「バブル世代」…など世代で物事を判断する風潮が多々見受けられる。そういった風潮が必ずしも悪いとは限らないが、「年の差トラブル」の一因であることは間違いないだろう。
映画『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』は現在公開中。
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