劇場版『名探偵コナン 純黒の黒夢(ナイトメア)』で、女優の天海祐希がゲスト声優史上初、コナンの宿敵である黒ずくめの組織の一員として登場する。しかもその役柄は、記憶を失くした“謎の女性”。
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本作は、TVアニメ&劇場版シリーズ20周年目を迎える『名探偵コナン』の20作目となる記念すべき作品。コナンvs.黒ずくめの組織vs.FBIvs.公安という四つ巴の戦いが壮大なミステリーと共に繰り広げられる。世界各国で起きた連続スパイ暗殺事件、そして全ての鍵を握る“謎の女性”の存在…かつてない危機に立ち向かうコナンたちの命運は?
オファーを受けた際、「腹を括ってがんばります!」と意気込んでいた天海。「私は仕事のお話をいただくと、いつも直感で決めるのですが、大好きな『コナン』からオファーをいただいた時は、あまりにも嬉しくて即答でした」と述懐する。ところが決断したあと「あれ?受けちゃったけど大丈夫かな?って思い始めて。これだけ長く愛されている作品ですし、ファンの方にはそれぞれ思い入れもあるでしょうから」とちょっぴり弱気になったとも。
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一、古谷徹といった名だたる声優たちとの共演については、「本当に凄いなって改めて思いました。映画やドラマは表情でプラスできますが、声優さんは顔が見えない。しかも、絵に力があるので、それに負けまいとすると、普段の声に“色”をつけないと対応できない」と苦悩を告白。「自分で納得できない部分は何度もやらせていただきました。
子供の頃、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』を劇場で観て感動したという天海は、「私は、国を守るとか、愛する人たちを守るとか、何かの使命のために戦う姿に惹かれるんですが、そういった意味では今回の『コナン』も、自分の思いもありながらも、人のために戦う姿は凄く共感できる」と絶賛。「果たして謎の女性は、本当に黒ずくめの組織の一員なのか、もしかして違うのか?という楽しみ方もありますが、一番の見どころは、コナン君と組織がガッツリ戦うところ。あの迫力!絶対に大スクリーンで観て欲しい」とアピールした。
『コナン』とほぼ同時代を歩んできた天海。芸能活動20年を振り返ってみると、「感謝と反省と勉強の20年」と表情を引き締める。「自分がどれだけのものかは、自分が一番よくわかっているのですが、こんな私に仕事をお声掛けくださった方、応援してくださった方、作品を観てくださった方、皆さんには感謝の言葉しかない。これから一つでも多くいい作品を作って恩返ししたいですね」と真摯に締めくくった。(取材・文・写真:坂田正樹)
映画『名探偵コナン 純黒の黒夢(ナイトメア)』は、4月16日より全国公開。
奇しくも、『名探偵コナン』がスタートした20年前、宝塚退団後の芸能活動をスタート。「同窓生のようなコナン君と共演できるなんて光栄です」と目を輝かせる天海に、コナン・ファンもどよめいた今回の大役についての意気込みを聞いた。
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本作は、TVアニメ&劇場版シリーズ20周年目を迎える『名探偵コナン』の20作目となる記念すべき作品。コナンvs.黒ずくめの組織vs.FBIvs.公安という四つ巴の戦いが壮大なミステリーと共に繰り広げられる。世界各国で起きた連続スパイ暗殺事件、そして全ての鍵を握る“謎の女性”の存在…かつてない危機に立ち向かうコナンたちの命運は?
オファーを受けた際、「腹を括ってがんばります!」と意気込んでいた天海。「私は仕事のお話をいただくと、いつも直感で決めるのですが、大好きな『コナン』からオファーをいただいた時は、あまりにも嬉しくて即答でした」と述懐する。ところが決断したあと「あれ?受けちゃったけど大丈夫かな?って思い始めて。これだけ長く愛されている作品ですし、ファンの方にはそれぞれ思い入れもあるでしょうから」とちょっぴり弱気になったとも。
高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、池田秀一、古谷徹といった名だたる声優たちとの共演については、「本当に凄いなって改めて思いました。映画やドラマは表情でプラスできますが、声優さんは顔が見えない。しかも、絵に力があるので、それに負けまいとすると、普段の声に“色”をつけないと対応できない」と苦悩を告白。「自分で納得できない部分は何度もやらせていただきました。
とにかく、スタッフの皆さんの要望に少しでも近づけるよう自分なりに努力しました」と振り返る。 さらに「分厚い台本を渡されて焦った」という天海は、「私の想像力が足りないせいか、文字を読んでも絵が浮かんでこなかった。完成した作品を観て“わぁー、こうなるのかぁ”って驚きましたね。絵が出来て、色が入って、皆さんの声が入って、効果音や音楽が入って、という段階があるので、一粒で何度でもおいしいという貴重な経験をさせていただいた」と声を弾ませた。
子供の頃、『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』を劇場で観て感動したという天海は、「私は、国を守るとか、愛する人たちを守るとか、何かの使命のために戦う姿に惹かれるんですが、そういった意味では今回の『コナン』も、自分の思いもありながらも、人のために戦う姿は凄く共感できる」と絶賛。「果たして謎の女性は、本当に黒ずくめの組織の一員なのか、もしかして違うのか?という楽しみ方もありますが、一番の見どころは、コナン君と組織がガッツリ戦うところ。あの迫力!絶対に大スクリーンで観て欲しい」とアピールした。
『コナン』とほぼ同時代を歩んできた天海。芸能活動20年を振り返ってみると、「感謝と反省と勉強の20年」と表情を引き締める。「自分がどれだけのものかは、自分が一番よくわかっているのですが、こんな私に仕事をお声掛けくださった方、応援してくださった方、作品を観てくださった方、皆さんには感謝の言葉しかない。これから一つでも多くいい作品を作って恩返ししたいですね」と真摯に締めくくった。(取材・文・写真:坂田正樹)
映画『名探偵コナン 純黒の黒夢(ナイトメア)』は、4月16日より全国公開。
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