2011年4月に結婚した英王室のウィリアム王子とキャサリン妃。ウィリアム王子の母ダイアナ妃がチャールズ皇太子と結婚した時と同様に、結婚式ではキャサリン妃が着たウェディングドレスが話題になったが、そのドレスを提供した有名ブランド「アレキサンダー マックイーン」が、デザインの盗作で別のデザイナーに訴えられたという。


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 海外メディアUs Weeklyによると、訴えを起こしたデザイナーは英ハートフォードシャーを拠点にするクリスティーン・ケンダルという女性。ケンダル氏は結婚式の前に自身のウェディングドレスのデザイン画をキャサリン妃に送ったという。ケンダル氏の代理人は「訴訟に踏み切ったのはクライアントが自分のデザインを不当に利用され複製されたことに確信を持っているからです」と声明を通して説明したという。しかし訴訟は「アレキサンダー マックイーン」に対してであり、キャサリン妃が相手ではなく、英王室に不正行為があったことを訴えるものではないとしているそうだ。

 キャサリン妃のウェディングドレスは、「アレキサンダー マックイーン」のクリエイティブ・ディレクターであるサラ・バートンがデザインしたが、同ブランドの代理人はバートン氏がケンダル氏の描いたスケッチを一度も見たことがないと断言しているという。またケンダル氏は4年前に1度、同ブランドに接触しているそうだが、当時に複製の事実がなかったことを明らかにしており、ケンダル氏の主張を「ナンセンス」とバッサリ。

 「アレキサンダー マックイーン」側は、「当方としてはケンダル氏がこの件を再び持ち出している理由を分かりかねますが、“もし”も“しかし”も“たぶん”も何もありません。この申し立てはバカげています」と事実無根を主張しているという。
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