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いきなり飛び込んできたニュースで驚かされたのが、日本でもブームとなった人気ドラマ『HEROES/ヒーローズ』の続編『HEROES REBORN/ヒーローズ・リボーン』のメインキャストの1人、ミコ・オオモト役を射止めた祐真キキだろう。ハリウッドで女優デビューを果たした彼女の生い立ちも話題となっていた。
一方、日本で知名度を上げてから、ハリウッドデビューを果たしたのが、石田純一と松原千明の娘すみれと、タレントとしても、モデルとしても大人気のローラだ。すみれは世界的ベストセラー小説の映画化『The Shack(原題)』、ローラは人気シリーズの最終章『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』(12月23日公開)にそれぞれ出演。ここからどう飛躍していくのか、注目を集めている。
そして、ファッションモデルからスタートし、女優業へと活躍の幅を広げているのが福島リラだ。2013年の映画『ウルヴァリン:SAMURA』で女優デビューを果たした際は、日本出身のファッションモデルでこの作品が女優デビューという境遇が同じだったため、ヒロインのマリコ役を演じたTAOに話題が集まりがちだったが、アクションや容姿等、福島のインパクトは抜群!その後、DCコミックのスーパーヒーロー、グリーンアローをモチーフにした人気アクションシリーズ『ARROW/アロー』のシーズン3にタツ・ヤマシロ役で準レギュラー出演。日本刀を巧みに操る様は、『ウルヴァリン:SAMURAI』でのソード・アクション以上で、もともと趣味程度でやっていたというマーシャルアーツも役に立ったと言えるだろう。
日本刀、アクション、日本人と、キーワードが一致した作品が続くと、そのイメージが固定されがちだが、そのほかにも福島はスペクタクル巨編『ゲーム・オブ・スローンズ 第五章:竜との舞踏』(5月3日ブルーレイ&DVDリリース)にも出演している。最古の自由都市ヴォランティスの市場で、貧しい民衆を相手に救世主について説く“紅の司祭”役で登場する。主要キャラクターのティリオン役のピーター・ディンクレイジと視線を絡ませ、一歩も引けを取らない目力を披露。
続々とハリウッドへと渡っていく若き女性たち。決して甘い世界ではないとわかってはいるが、これからも日本人女優たちが海外でも活躍する姿を期待したい。