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登場したのは、実際にお酒を飲みながら本音でトークする「本音でハシゴ酒」。以前のインタビューで「もしも共演したら、失神するかもしれない」「『ダウンタウンのごっつええ感じ』なんかは、DVDとかでほぼ見たんじゃないかな」とコメントしており、熱烈なダウンタウンのファンであることがわかる。
収録前から緊張のあまりウィスキーを飲んでいた菅田は、坂上忍に「(ダウンタウンを)どれぐらい好き?」と声をかけられても「だったら殴られるほうがマシです」と会話が成立しないほど。事前の打ち合わせで「本人を前にしたら絶対しゃべれない」とのことだったため、ダウンタウンの松本人志と浜田雅功の2人の前では、あらかじめ書いていた手紙を朗読した。
酔いと緊張が合わさって、ボソボソとしか読めない菅田に、松本が「ホンマに(手紙を)『ジッシツ』で書いてくれてる」と発言。即座に浜田が「直筆ね」とツッコむダウンタウンならではのやり取りに、菅田の感情が爆発し、涙があふれてしまう。ここで平常心を保つ自信がなく、菅田からダウンタウンとの共演をNGにしていた事実を坂上が明かす。
現在23歳の菅田は16歳で大阪から上京し俳優デビューしてから、独り暮らししながら撮影所で過ごす日々を送ってきた。「何もわからないなかで、唯一、家での自分の時間が、ダウンタウンさんのDVDや番組を見て笑うことでした」とファンになった経緯が手紙で明かされた。「僕の中でお笑い芸人さんは、そもそも一番なんです。その中でダウンタウンさんが一番です」と、俳優業でモノづくりを始めた菅田はより一層、お笑いへの熱い思いを強めていったという。
手紙は全部で8枚で、好きなコントやトークの一場面、どこに惹かれるのかという詳細な分析にまで及び、「常に新しい事、変化を求め、そして、仲の良いお二人に僕はどこか憧れています」と結論づけた。
菅田の思いに対して、浜田は「細かく見てるよね。ほんまに見てるんやなと思うね」と感心。「お笑いを目指すっていうのは毛頭なかった」という菅田に松本は「お笑いが好きなのに、あえてお笑いのいないところで頑張ってくれてる」と感慨深そうな様子をみせた。

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