6代目ジェームズ・ボンド俳優ダニエル・クレイグの続投なしが濃厚になってきた英人気スパイ映画『007』シリーズ。最近は映画『マイティ・ソー』シリーズのロキ役で人気を博した俳優トム・ヒドルストンが有力候補に挙がっていたが、ここに来て映画『リトル・ダンサー』(01)や『スノーピアサー』(14)の俳優ジェイミー・ベルが新たに浮上した。


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 映画『ディファイアンス』(09)でダニエル演じる主人公の弟を演じたジェイミー。The Sunによると、ボンドシリーズの製作を務めるバーバラ・ブロッコリ氏が現在、手掛けている新作『Film Stars Don’t Die In Liverpool(原題)』にジェイミーが出演し、ブロッコリ氏が彼の演技にいたく感心しているという。

 情報筋は「バーバラは長い間、ジェイミーのファンで、以前にも他の役で彼をシリーズに出演させようと思ったことがありました」と語り、ジェイミーが現在は真剣な役柄を演じられる俳優に成長したことを実感しているという。「トム・ヒドルストンとエイダン・ターナーも候補に挙がっていますが、ジェイミーは彼らと渡り合える俳優であることを示しています」と、この情報筋は続けた。

 『007』シリーズを手掛けるイオン・プロダクションズの広報は、「バーバラは定期的に様々な俳優と話をしており、ボンドに関して何も決まっていません」とコメントしているという。
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