米人気作家トム・クランシー原作『レッド・オクトーバーを追え』や『愛国者のゲーム』、『いま、そこにある危機』などに登場するCIA分析官ジャック・ライアンを主人公にしたテレビドラマシリーズが、米Amazonによって制作。主演格となる女性キャラクターでジャックの相手役となるキャシー・ミューラー役が、映画『ロボコップ』(14)の女優アビー・コーニッシュに決まったと、Deadlineが伝えた。


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 俳優ハリソン・フォードやベン・アフレック、最近ではクリス・パイン主演で映画化もされた「ジャック・ライアン」シリーズ。10話構成のテレビドラマ版では、映画『13時間 ベンガジの秘密の兵士』(16・未)の俳優ジョン・クラシンスキーが先に、ジャック・ライアンを演じることが決まっていた。

 映画『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督の制作会社プラチナム・デューンズやパラマウント・テレビジョンなどが共同制作し、海外ドラマ『LOST』シリーズのカールトン・キューズと、海外ドラマ『FRINGE/フリンジ』のグレアム・ローランドが製作総指揮を務める。

 キャシーはCIA分析官としてキャリアをスタートさせ、世界レベルのテロの脅威に立ち向かうことになるジャックが出会う恋の相手。感染症を専門にする医師で、医学界が注目する知的な女性として描かれるという。映画リブート版シリーズの1作目『エージェント:ライアン』(14)では、女優キーラ・ナイトレーがキャシーを演じた。
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