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現在、大ヒット公開中の本作は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前の攻防を描くシリーズ最新作。『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ監督のもと、帝国軍の宇宙要塞型兵器「デス・スター」の設計図奪取という任務を遂行した反乱軍兵士チーム<ローグ・ワン>の戦いを壮大なスケールで活写する。父への愛を力に戦う女兵士ジン・アーソ役のフェリシティ・ジョーンズほか、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェンら国際色豊かな個性派俳優陣の共演も必見だ。
「『SW』という名の別の映画を観たような不思議な気分。でも、紛れもなく『SW』なんですよね!いい意味で裏切られました。完璧すぎてけなすところが見当たりません」と少年のように目をキラキラさせる戸次。「『フォースの覚醒』(2015年公開)は『SW』シリーズを全て観てきたファンに向けて作られた作品だと思いますが、本作は初見の方でも十分に楽しめる。『SW』シリーズでありながら、1つの映画として完全に成立しています」と称賛の言葉を惜しまない。
最大の見どころは、凄まじいほどのリアルの追求だと戸次は語る。「登場人物のそれぞれが抱えている悲哀だとか、葛藤だとか、泣けるくらいリアルな描写は、これまでの7作品と比べても群を抜いている。それは戦闘シーンにも表れていて、『どうせメインキャラクターにブラスター(レーザー弾)は当たらないんでしょ?』っていういつもの安心感は全くなく、命を奪う“1発の恐怖”を感じた」と力を込める。
ところで、戸次といえば、今年9月、妻で女優の市川由衣との間に第1子が誕生し、父親になったばかり。それだけに、父の愛を力に死力を尽くす主人公ジンの姿は、心に響くものがあったのではないだろうか?「いやぁー、子供が生まれてから、親子ものに弱くなりました。子供側、親側、どっちの気持ちにもなっちゃって。本作も泣いちゃいましたね。
映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開中。