人気アクション超大作シリーズの最新作『ワイルド・スピード ICE BREAK』(4月28日公開)より、ドミニクがブライアン直伝の細工を施し、これから始まるゼロヨンに挑もうとする、ポール・ウォーカーへのオマージュ溢れる本編映像が解禁となった。

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 現地時間の4月14日には本国アメリカで公開、同時に公開された63ヵ国/地域も含む全世界で5億3198万ドル超えの興行成績を叩きだし、全世界歴代オープニング記録第1位を叩き出し、変わらぬ人気を誇る『ワイスピ』。


 本作では、ヴィン・ディーゼル、ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサムといったシリーズお馴染みの豪華キャストが再集結する上に、シャーリーズ・セロン、ヘレン・ミレンも参戦。さらには氷の大地 ロシア、シリーズ初上陸のニューヨーク、そしてハリウッドメジャー大作としては初となるキューバを舞台に、史上最大のスケールで物語が展開する。

 滞在していたキューバで揉め事に巻き込まれた従弟をかばうため、オンボロ車でキューバの走り屋とゼロヨンレースに挑むドミニク(ディーゼル)が、レースに備え準備をしているところから始まる本映像。従弟の心配をよそに、速さを求め、車のボディを次々と剥がし軽量化していくドミニク。そこにレティ(ミシェル・ロドリゲス)がキューバ産のニトロタンクを抱えてやってくる。オンボロ車で勝つ気満々の二人の表情をみて従弟は驚愕。


 更に、従弟が飲んでいたコーラを拝借したドミニクは、その缶のプルトップを取り外し「負圧ホースに細工する。ブライアンがやってた方法だ」とブライアン直伝のスゴ技を実践する…。

 前作『ワイルド・スピード SKY MISSION』のクランクアップ前に、他界したポール・ウォーカー。17年前からシリーズを牽引してきた、ワイスピの顔ともいえるポールの不在なくしてワイスピといえるのか?シリーズ続行の是非について製作陣とキャストは熟考を重ねたという。続行を決意した理由についてディーゼルは「自分たちのため、僕たちのブラザーであるポールのため、そして長い間このシリーズを支えてくれたユニバーサルのために、シリーズ史上最高の最後の三部作を全員で作るのであれば、続行したいと思った」と語っている。

 “ブライアン”へのオマージュ溢れる『ワイルド・スピード ICE BREAK』は4月28日より全国公開。