かつてロバート・ワイズ監督で『たたり』(63)、ヤン・デ・ボン監督で『ホーンティング』(99)として映画化されたシャーリー・ジャクソン原作『丘の屋敷』(東京創元社)が、Netflixでドラマ化されることになったという。主演は映画『ゴーストライダー』(10)の俳優ティモシー・ハットンが務めるとのことだ。


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 ジャクソンが1959年に発表したホラー小説『丘の屋敷』は、心霊科学を研究するモンタギュー博士によって、心霊現象が起きることで有名な田舎町の丘の上にある屋敷に集められた人々の恐怖を描く。

 Deadlineによると、小説と同名タイトルのドラマ版『The Haunting Of Hill House(原題)』は、スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社アンブリン・テレビジョンと米パラマウント・テレビジョンが製作。ホラー映画『オキュラス/怨霊鏡』(15)のマイク・フラナガン監督が脚本・監督・製作総指揮を務め、10話構成になる予定。

 ドラマ版は原作をベースに、いわく付きとなった屋敷を建てた主のヒュー・クレーンと彼の家族の身に起きたことを掘り下げる内容が中心になるらしい。キャラクターに関する詳細は明らかになっていないが、ティモシーはヒュー・クレーンを演じると思われる。

 ほかに、映画『アデライン、100年目の恋』(15)の俳優ミキール・ハースマン、映画『トワイライト』シリーズの女優エリザベス・リーサー、フラナガン監督の妻で女優のケイト・シーゲル、映画『カリフォルニア・ダウン』(15)の女優カーラ・グギーノ、映画『E.T.』(82)の俳優ヘンリー・トーマスらがキャストに名を連ねる。
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