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本作は、1978年に公開された劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフとした、ヤマトファン待望の完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の第三章。当時、壮絶なる物語として注目を集めた「愛の戦士たち」を新たな解釈と装いで現代に甦らせる。
第三章では、これまで苦難の連続で追い詰められた古代進を見かね、ヤマトに密航していた森雪が姿を現す。ただその雪に登場によって、雪自身、そして古代もある決断を迫られることになる…。
上映開始後、注目が集まることが予想される雪の“ある決断”。福井はその“決断”について「あのシーンのときはスタジオでひとり疑心暗鬼でした」と苦笑する。「周囲に『大丈夫』と言われていたのですが、間とかセリフとか気になっちゃって…」と振り返る。一方、桑島も「演じている最中は、芝居に集中していたのですが、あとからのそのシーンを観たときに、(雪が)一瞬で決断するあっという間の出来事なので、びっくりしました」と、率直に驚いたと口にする。だが、「でも雪は、あの決断をするだろうなとも思いましたね」。
また、雪の決断について福井は“女性の目”からはどのように映るのだろうと考え、自身の妻に尋ねたと明かし「古代のような男を好きになった女性はあの決断をすると思う」と言われたそうで、「それで気を強く持ちましたね(笑)」と自信を得たとのこと。 観る人によっては、最初から最後まで精神的にボロボロな古代を描く第三章。“古代が脆すぎる”という声を聞いたという桑島は「雪目線で(古代を)見てきた私はそうは思わないんですよね」ときっぱり。反対に「周りがたくさんフォローしてくれるので、こんなに幸せな2人(古代と雪)でいいのか!って思ってしまいます」と言い、笑みを浮かべた。加えて、「苦悩する顔がすごくいいなぁと思うんです。雪がいない間もがんばっているなぁと。すごくいい顔していると思って観ていました」と、桑島には古代の苦悩顔が“ツボ”だったようだ。
桑島は、最後に「私の中で、ひとつの転機といいますか、ヤマトに出会っていなかったら、これから先も違う声優人生になっていただろうと思うくらい大き過ぎて、計り知れない作品です」。『宇宙戦艦ヤマト』という作品は、時を越えて様々な人の人生に影響を与え続ける偉大な一作であることは間違いない。(取材・文・写真:ほりかごさおり)
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章「純愛篇」』は10月14日より全国25館にて3週間限定劇場上映中。
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