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本作は、西岸良平の人気漫画『鎌倉ものがたり』を、同じく西岸の原作『ALWAYS』シリーズでメガホンを取った山崎監督が実写映画化したミステリー・ドラマ。人間だけでなく幽霊や魔物も棲むという(設定の)鎌倉を舞台に、心霊捜査にも詳しいミステリー作家・一色正和(堺)が、新妻・亜紀子(高畑)と共に怪事件を解決していくさまをVFX映像満載で描く。
奉納試写会ということで、舞台挨拶の前に、本殿にて祈祷を受けたという堺は、「成功祈願ではあるのですが、無事に完成してありがとうございます、というお礼ができたので良かったと思います」と真摯な答え。これに対して高畑は、「かなり厳かな雰囲気で、(ずっと正座だったので)立てなくなるんじゃないかとヒヤヒヤでした」と正直にコメントした。
また、それぞれの和服姿の印象を聞くと、堺は高畑の着物姿に対して、「めでたいなぁ、春が来たなぁ」と、なぜか季節外れの言葉で賞賛。これを聞いた高畑が「さっきまで『早く千歳飴を持てよ』とか言ってたのに!」と反論すると堺は、「七五三のシーズンだから似合うかな?と思ったんだよね」と支離滅裂。
言われっぱなしの高畑だったが、「堺さんのこの感じ(着物姿)は、撮影中、ずっと見ていたので懐かしい気持ち。今日の抹茶色?のお着物もかっこいいですよね」とベタ褒め。山崎監督に対しても「スタイルがいいのでとても似合う」と絶賛するも、山崎本人は、「将棋指し感がハンパないね。扇子を持ちたい気分」と照れ笑い。雰囲気は厳かだが、トークは最後まで爆笑の連続だった。
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』は12月9日より全国公開。