乳がん告白の矢方美紀、宮澤佐江のサプライズ励ましに感激

2018年06月02日(土)11:39

　4月にステージ2の乳がんを告白し、左乳房全摘出とリンパ節切除を報告した元SKE48の矢方美紀が、1日放送の『爆報！THE フライデー』（TBS系／金曜19時）に出演。SKE48劇場を訪れた矢方のもとに、グループの先輩・宮澤佐江がサプライズで登場し、再会を果たした。

【写真】矢方美紀、新成人で晴れ着姿を見せる

　現在25歳の矢方。病気について、医師から告げられた治療期間は抗がん剤を始め、放射線、ホルモン療法を併せて10年といい、その年月の長さに対し、番組のインタビューで「どうやって向き合えばいいんだろう」と今後への不安を口にしていた。

　1週間後に始まる抗がん剤治療を控え、この日、彼女が訪れたのは名古屋にあるSKEの専用劇場。矢方は、去年まで8年間ステージに立ち続けて来た思い出の地に「懐かしい」と嬉しそう。さらに、ファンからの励ましの声が寄せられたVTRにも感激していると、グループ時代から誰よりも目をかけてくれた元メンバー・宮澤佐江が突然登場。「先輩としてだけではなく、人としても憧れる」という存在を目の前に「サプライズ過ぎます！」と喜びを爆発させた。

　乳がん告白以来、宮澤にどう伝えればいいか分からず、会っていなかったという矢方は、胸がないということや、さらには術後から、左腕や肩の感覚が失われていることなどを語った。宮澤は、そんな彼女の抱える現実に絶句。

　さらに、かつて宮澤から「その髪型も個性になる」と言われて続けて来たトレードマークのショートカットも、来週から始まる抗がん剤治療による副作用で、徐々になくなっていってしまうことについて「自分では受け入れられない」と吐露。それでも、「髪はいったん抜けちゃうけど、また生えるから」と強い気持ちを語り、聞いていた宮澤は号泣。

　すると「だからもうカツラ買った」と笑った矢方は、「ロングとショートを一応買ったの」と2種類のウィッグを買ったことを告白した。「まあ、その（闘病）期間でも楽しめることはきっとある」とあくまでも前向きな姿勢を見せ、「この際やっぱコスプレとかをいろいろしたりね」と抱負を述べると、宮澤も涙を拭っていた。

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