女優の長澤まさみ主演のドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第9話が4日に放送され、ボクちゃんを演じる東出昌大がクライマックスで放った漫画『スラムダンク』の名ゼリフに反響が寄せられた。

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 今回のターゲットは若くして億万長者となった桂公彦(小池徹平)。
桂は人気アプリを開発したIT企業の社長にして、大のスポーツ好き。さまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、クラブの私物化や横暴な現場介入を繰り返し、多くのチームを崩壊させてきた。

 情報収集を続けていた五十小手伸也)によれば、桂はプロバスケットボールチームを狙っているとのこと。そこでダー子(長澤)は、ケガで身を引いていた元日本代表選手や身長の高い外国人らを巻き込み、架空のバスケチーム「熱海チーターズ」を結成し、桂に近づいていく…。

 劇中では、桂が節税対策のために、スポーツチームを買収していたことが判明。ダー子は「熱海チーターズ」を桂好みの勝てない、人気が出ないチームに仕立てようとしていた。しかしバスケ選手になったボクちゃん(東出)や監督役のリチャード(小日向文世)はバスケの面白さに目覚め、“勝利”にこだわり始める。

 ドラマのトーンも次第に“スポ根モノ”になっていき、劇中ではドラマ『スクールウォーズ』オープニングテーマの「ヒーロー」や、ドラマ『ROOKIES ルーキーズ』の主題歌『キセキ』などの名曲が惜しげもなく使用された。この演出に視聴者からはリアクションが殺到した。

 ドラマのクライマックス、チーターズは1点を争う激闘を展開。試合終了直前、ボールを受け取ったボクちゃんは“左手は添えるだけ”とバスケ漫画の名作『スラムダンク』で主人公・桜木花道が放つ名ゼリフを披露。これには視聴者から「スラムダンクやwwww」「ボクちゃんかっこよすぎでは」などの反響が巻き起こった。
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