【写真】舞台『いまを生きる』フォトギャラリー
本作は、1989年にロビン・ウィリアムズ主演で製作された同名映画が原作の学園ドラマ。ニューイングランドの全寮制学院を舞台に、そこに赴任してきた英語教師と学生たちの心温まる交流を描いていく。映画は第62回アカデミー賞で脚本賞を受賞し、舞台版は2016年秋にオフ・ブロードウェイで上演。映画版でオスカーを獲得したトム・シュルマンが舞台版の脚本を手がけたことでも話題となった。
日本初演となる今作の演出・上演台本を担当するのは演出家で劇作家の上田一豪。上田は近年『キューティ・ブロンド』『TENTH』などの演出や、『ビューティフル』の日本版演出アドバイザー、『グレート・ギャツビー』などの演出助手を手がけるなど、話題作に次々と参加している注目株だ。
男子高校生たちに新たな視点や影響を与えていく教師、ジョン・キーティングを演じる佐藤は「今回、出演のお話を頂き、驚きと嬉しさが入り混じり、一気に鳥肌が立つのを感じました」とコメント。続けて「『いまを生きる』という作品は、かつて様々な映画を観て俳優を志していた頃、特に刺激を与えてくれた、 自分にとって大切な作品であったからです」と本作との縁を打ち明けた。
宮近ら若手キャスト陣は生徒役で登場。生徒たちの中心的存在となるニールを演じる宮近は「同じグループ(Travis Japan)のメンバーも出演するので、少し安心感はありますが緊張感は持ちつつ、ライバル心も持ちながらこのチームで切磋琢磨していきたいと思っております」と意気込みを語っている。
佐藤隆太主演舞台『いまを生きる』は、10月5日~24日まで東京・新国立劇場 中劇場にて上演。