【写真】尾野真千子が涙の熱演を見せた『この世界の片隅に』第7話フォトギャラリー
すず(松本)が目を覚ますと、そこは北條家だった。
数日後、呉中が空襲に遭い、北條家の周辺も焼夷弾の被害に。そんな中、戦局の変化から訓練が中止になった周作(松坂桃李)が家に帰ってくる。周作はすずを労うが夫の顔を見て、緊張が緩んだすずは倒れてしまう…。
目を覚ましたすずは、晴美が亡くなったことを知り、自身の右手が失われたことを理解する。ドラマの冒頭に訪れた残酷な展開に視聴者からは「めちゃくちゃ辛い」「心が痛い」「始まって5分で泣いたわ」などの声がSNSに多数寄せられた。
布団に横たわるすずの前には、ぼう然自失の径子(尾野)の姿が。径子は「アンタが付いときながら…アンタが付いときながら…」とつぶやき、涙を流し始める。径子の表情がみるみるうちに怒りと悲しみに覆われると「返して! 晴美を返して!」と号泣。
右手を失い、家事もできないことから北條家に居場所が見出せなくなったすずは広島に戻ることを決意。支度をするすずに対して径子は「ウチはアンタの世話や家事ぐらいどうもない。アンタが嫌にならん限り、すずの居場所はここじゃ」と語りかける。原作やアニメでも描かれた名シーンに視聴者から「ここ、すごく好き。義姉さん...」「径子さんの赦し」「ツンデレポイント最高潮」などのツイートが寄せられた。